海外のお金持ちが投資する海外ファンド(ヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。 |
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三菱UFJ証券募集の『ケイマン諸島籍 米ドル建て契約型 オープンエンド外国投資信託(単位型)マン・AHL・エンハンスト・ ストラテジーズ償還時元本確保型ファンド2』 の保有期間中にファンドが負担する費用について列記します。 ・投資運用報酬:各投資戦略への投資配分の毎月1%の 四分の一(年率約3%)を上限 ・管理報酬:ファンド純資産に対し年率0.11% ・登録事務代行報酬:ファンド純資産に対し年率0.06% ・成功報酬:各投資戦略に帰属する純資産総額の純増加分 に基づく20%を上限 ・受託報酬及び保管報酬:ファンド純資産に対し年率0.01% (最低17,000米ドル) ・代行協会員報酬:ファンド純資産に対し年率0.5% ・リスク移転費用及び管理費用:ファンド純資産に対し年率1% ・流動化及び管理事務報酬:ファンド純資産に対し年率0.375% ・取次ブローカー報酬:関連する投資戦略への投資エクスポージャ の上限1% ・評価報酬:ファンド純資産に対し年率0.15% (最低2,083.33米ドル) ・アレンジメント報酬:5000ドル(一時払い) ・保証手数料:保証上限額を参照して計算される年率0.25% ・初期費用等:500,000米ドルおよび発行された受益証券の 価値の0.5% ・アンコミットメント取引契約に関わる報酬:トレーディングカンパニーの 投資配分の年率0.05% ・ゼロクーポン発行会社及びトレーディングカンパニー取締役報酬: 上限年間5,000ドル ・その他費用:信託事務当の諸費用、監査報酬、当ファンドの 組入有価証券売買の際に発生する売買委託手数料等 ファンドの骨組みは、マン・エンハンストシリーズと同じように資金を二分し、 元本確保部分は三菱東京UFJ銀行を保証銀行とする ゼロクーポン債(米国財務省証券)に投資し、 積極運用部分をトレーディングカンパニー(ManInvestmentsLtd) の発行する「パフォーマンス・ローン債」に投資するものです。 契約型投資信託というのは、ファンドの委託者である 運用会社と受託者(信託銀行)との間で信託契約を 取り交わします。 その締結された「信託契約から生じた受益権を細分化した 受益証券を、投資家が購入する」 という形式の投資信託です。 さて、このファンドを保有している間に必要な費用ですが、 一見して、その項目の多さに圧倒されます。 成功報酬20%とか、一時費用を除いて単純に合計すると、 驚くべきことに5.35%にもなります。 邦銀の抜け目無さが光りますね(^_-)-☆ しかも、成功報酬を要求されているのは、個人的には 納得できません。 なぜなら、トレーディングカンパニー(ファンドマネジャー)が成功報酬を 要求するのは当然(喜んで払います)ですが、なんらリスクを 取らない(パフォーマンスローン債を売買しているだけ)金融機関が 成功報酬を要求するのは不当と考えます。 ファンドが下落した時に、全てのリスクを負うのは投資家です。 そのリスクを負っているから、儲かった時にはその受益は 全て投資家に帰属すべきです。 海外ファンドを直接買えば、上記のような不当なピンハネに 悩まないですみます。 国会中継を聞いていて、政府自民党には借金返済(赤字国債) の意思は全く感じられません。 行けるところまで行って、どうにもならなくなってから、預金封鎖 財産税で国民資産を収奪するか、スーパーインフレでチャラか 官僚はその準備完了といううわさもあります。 国の犠牲になるのは、いつの時代も一般庶民と決まっています。 我々善良な市民は、自分で生き残る道を模索せざるを得ない 厳しい時代がすぐそこまで迫っているというのが、私の認識です。 |
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