海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

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 「スマートマネー流株式選択術」
      ネリー・S・ファン+ピーター・フィンチ著


■ファンドのスクリーニングサイト

 Morningstar.com や SmartMoney.com では、ファンドを選別するうえで非常に便利なツールを用意している。

 モーニングスターではこれを「Fund Serector」(ファンドセレクター)と呼んでいるが、ファンド選びに欠かせない5つのポイントに従って作業を進めていけるようになっている。

 まず、「Fund Group」(ファンド・グループ9という項目があるので、国内株式、国際債券(課税対象)、地方債などからいずれかを選択する。
 次の「Morningstar Category」(モーニングスター分類9の項目では、時価総額投資スタイル(大型株、中型株、小型株、バリュー,グロース,ブレンド,業種別、地域別)のなかから選択する。

 その下には、「Manager Tenure」(ファンドマネジャーの在職期間)、「Cost and Purchase」(費用及び購入費)、「Rating and Risk」(レーテリングとリスク)などがあって、最後に「Return」(リターン)という項目がある。
      
 なんだか面倒くさいようだが、心配しなくていい。
 全ての項目に答える必要はない。
 例えば、大型バリューファンドだけをピックアップしたければ、そこを選択するだけでOKだ。

 が、モーニングスターの「ファンドセレクター」では、項目ごとに前もって設定されているパラメータから選択することもできるが、具体的に指定することも出来る。

 例えば、「リターン」の項目では、年初来、1年、3年、5年、10年の選択肢の中から、5年リターンだけを選んでふるい分けをしていくこともできるし、次のステップでは、「カテゴリー平均」「S&P500」などの選択肢において空欄に入力することで、「greater than or equal to」(それより大きいか同程度)といったパラメータの設定ができる。

 つまり、ファンドに関する知識があってもなくても、簡単にふるい分け(スクリーニング)ができるようになっているのである。

 SmartMoney.comには、「Fund Finder」(ファンド・ファインダー)というツールがある。

 ここでは大分類として、@パフォーマンス(運用成績)、Aボラティリティベータ値標準偏差など)、Bプロフィール(ファンドマネジャーの在職期間、ファンドの純資産総額、ファンドの設定来年数など)、C費用、Dファンドファミリー(例えば、フィデリティのファンドを探したいときなど)の5項目が用意されている。

 (「ファンドファミリー」とは、手数料無しで相互に乗換えのできる同一グループ内のファンドの集合体のこと)。


 

★★★★★★ スマートマネー流・優良ファンド選択法  ★★★★★★
           スマートマネー流株式選択術 (ピーター・フィンチ著)

 本著では、主に米国の株式ファンドに投資するにあたり、五つの重要な項目を挙げています。
 この考え方は、投資の基本であり、日本の投資信託を買う時にも当てはまるし海外ファンドを購入するにあたっても、重要な判断です。


      1.自分の投資目的を明確にする
      2.長期にわたるパフォーマンス(運用成績)をチェックする
      3.ファンドのリスクとボラティリティ(変動率)を評価する
      4.手数料と税金を最小限に抑える
      5.担当のファンドマネジャーを知る



1.自分の投資目的を明確にする

 優良ファンドの追跡調査を始める前に、まずその金は何のための金なのかを把握しておかないといけない。

 例えば、退職後に備えてお金を蓄えるつもりなのか、家の頭金にするために貯めておいたお金なのか、投機目的でボーナスをはたいて、中国に賭けてみるのか。

 その答えによってそれぞれの方向性が見えてくれば、最適なファンドの範囲をかなり狭めることが出来る。
 目的がはっきりしない場合でも、せめてアセットアロケーション資産配分)の計画くらいは立てておこう。

 多くの調査結果が示しているように、適切な資産配分はリターンを最大化する上で非常に重要なのである。

 資産配分を決めるにあたっては、どのくらいまでリスクを取れるか、ということも判断材料の一つとなる。
 また、お金を必要とする日が先であればあるほど、積極的な運用が出来る。

 それに、相場の乱高下にどれだけ耐えられるかということも検討しておかないといけない。
 例えば、ファンドが一ヶ月で5%か10%値を下げてしまったとしたら、夜、あなたは眠れるだろうか。

 眠れなくなるようだったら、ラテンアメリカや東南アジアに集中投資しているようなエマージングマーケットファンドのような特にボラティリティの高いファンドは買わないことだ。
 ハイテク関連の業種別ファンドも、リストから外しておくべきだろう。






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