海外のお金持ちが投資する海外ファンド(ヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。 |
||
「外資ファンド利回り20%のからくり」 北村 慶 著
|
上記のデータは、CSFB証券のデータから作成したものだそうです。
10年間という長期間のデータですから、重みがありますよ。
上記戦略の共通点は、
@信用取引などレバレッジ(テコの原理)を活用して収益性を高めている。
A(有限責任)リミテッドパートナーシップなど私慕(プライベート)な組織形態をとっている。
B報酬に占める、ファンドマネジャーの成功報酬の割合が大きい。
(利益の20%程度の成功報酬が一般的)
高利回りで有名なクアドリガ(Quadriga)のスーパーファンドSICABの成功報酬は、
25%と記憶していています。
私見ですが、ここまでインセンティブフィーを高くして、ファンドマネジャーを煽るのは、ちょっと
行き過ぎの観もありますね(*^_^*)
平均リターンの一番高いのは、グローバルマクロ戦略、次が、株式ロングショート、イベントドリブン
と続く。
標準偏差とシャープレシオをみても、許容範囲といえるでしょう。
もちろん、平均値ですから、それ以上のファンドが半数近くあるはずです。期待できますね。
反対に、選びたくないのは、ショート・セリング戦略で、シャープレシオがマイナスとは、最悪です。
仕手株で失敗する人々と、あまり変わらないのかしら?
ここでも、10年間通してマイナスとは、戦略として選択するべきではないはずなのに、分類に載って
いること自体が不思議です。
上表のヘッジファンドの統計からいえることは、あまり強く方向を意識しない方が、成績が上がるようだ。
林先生のご著書にある、「いくらここぞと思っても、客観的に見れば上げ下げの確率は五分五分だ」が
納得できる結果である。
¥3,780(税込) 先日厚生労働省から、インフルエンザが全国的な流行状況(パンデミック)に突入したとの発表がなされました。また、発… | |
|海外ファンド|株式相場技法うねり取り|FX(外国為替証拠金取引)|情報起業|料理・グルメ|お奨め本|注文方法|筆者|特定商取引法|サイトマップ|TOPページ|