海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

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◆金融商品の性質
◆投資信託
◆預金保険制度とペイオフ
◆金本位制とドル本位制
◆固定相場制と変動相場制 
◆国際通貨体制の歴史

手順を追って説明します。
1)会員登録
 ・e-bookにある業者のH/Pに登録すれば、会社紹介メールが届きます。
 ・直接電話すれば、もっと話が早いですが・・・・

2)ファンド選定
 ・対象ファンドが未定の場合は、e-bookにある仲介業者のコンサルタントに希望を伝えれば、複数の候補を教えてくれます。

 ・私の場合は、太田晴雄の著書から候補を抽出し、Man社のホームページより、長期間安定した実績を出しているものに対し、コンサルタントの意見を求めました。
 ・指標として知っておきたいのは、「標準偏差」と「シャープレシオ」です。
  ファンドは、5〜6年で、計画したパフォーマンスに落ち着くようです。
  個人的な好みとしては、「極端に儲からなくてもよいから、損益の変動が少ないもの」です。
  自分が納得ゆくまで、質問して下さい。
 ・決まったら、目論見書を取り寄せ、再度詳細確認します。
 ・対象ファンドが予め決まっている場合は、電話かメールでその旨を伝えれば、資料を取り寄せることが出来ます。
  もちろん、ファンド運用会社のH/Pでも詳細を確認できます。
  疑問点はコンサルタントに聞きましょう。

3)申込書記入 Application FormInvestor infomation checklist
 ・記入見本が添付されておりますので、迷うことは無いと思います。
  記入項目は、投資額、氏名、住所、電話番号、メルアド、職業、生年月日 等です。日本の投資信託を買うのと同じようなものでしょう。
  最後に、パスポートと同じサインと記入日を書いて終了です。
 ・Investor infomation checklist は、マネーロンダリング防止法関連ですから、正直に、項目にチェックすれば、何の問題も無いでしょう。
  もちろん、不明な点は質問して下さい。

 ※万一のため、共有名義人(second applicant)の記入がお奨めです。
   記入項目は、主名義人(first applicant)と全く同一です。
 

4)証明書の添付
 ・パスポートのコピー(必須です)
 ・居住証明書のオリジナルまたはコピー2種類
  (申し込みと同一住所で3ヶ月以内の発行書類)
  住民票、運転免許証、公共料金通知書、納税書類、銀行、クレジット会社からの通知書または請求書

5)申込書の郵送
 ・送付書類は、必ず、コピー保管しておいて下さい。
  (最悪、申込書を改ざんされても、証明できます。
 不都合があった場合の問い合わせにも必要ですから、必ずコピーして保存下さい)
 ・切手代等は、自己負担です。
  (無料返信封筒が常識?の私には、最初は違和感がありました(笑))

6)書類チェック
 ・仲介業者Intermediary)にて、記入内容の不備とか、証明書が問題ないかチェックし、問題がなければ、送金しても良いとの連絡が入ります。

7)送金指示
 ※注意事項→海外送金は3日から一週間かかる場合が有るようです。
 募集期間内にファンドの信託銀行口座への入金が条件ですので、余裕をもって送金して下さい
       
 ■国内から送金の場合
  ・お近くに東京三菱の支店があれば簡単です。
  目論見書に添付されてきた「外国送金依頼書兼告知書」の記入見本にそって起票します。
  ・他の都銀、地銀では、その金融機関の専用用紙に記入します。
   あまり親切には、教えてくれないようです?
  ・郵便局からも送金できます。
   「国際郵便振替請求書兼告知書」を起票します。
   銀行コードの記入と電信送金にチェックをお忘れなく。
                   

 ■海外から送金の場合
  ・私の場合は、目論見書(趣意書)に付属のBank Instruction letter を記入し、FAXで指示しております。
  ・数時間後、銀行より本人確認の電話が入ります。
  この時に注意することは、Payment detailes の内容を確実に伝えること
  (これは、あなたの申込書の固有番号です。)
  入金があった時に、この番号を使い照合しているようです。

8)送金完了連絡
 ・送金指示が終わったら、仲介業者送金指示書のコピーを送るかFAXします。
 ・インターネットネットバンキングで送金指示した場合は、その内容をメールにコピーペーストしてもOKでした。
 ・仲介業者は、送金の事実をファンド運用会社に連絡してくれます。   

9)契約完了通知の受領
 ・実は、これからが、長いのです。
 着金を知らせてくれれば安心するのですが、何も連絡がないのが普通?? らしいです。
 ・募集の締め日から1ヶ月後位に、契約書(Contract note-Subscription 又はShare Certificate)が郵送されてきます。
 ・これを、仲介業者にFAXするか、コピーを郵送します。
  (万一消失した場合、解約手続きが面倒です。
  仲介業者にコピーが残っていれば、円滑にできます)

10)後は、月次の報告書を楽しみにして下さい。
 ・Man社のH/Pに登録しておけば、もっと早くメールで知らせてきます。
  →http://maninvestmentproducts.com/
 ・OM-IP・・・の場合は、下記で確認下さい。
  →http://www.maninvestments.com.au/index.cfm?action=cat&cat_id=31

 尊敬する中村天風氏の主張=造物主の意思に沿った行動こそが世界平和。
 しかし、敵対国の監視は必須。
 選挙投票後に、「日本開放第二期工作要綱」の存在を知りました。
 こんな恐ろしい計画があったのですね。 しかも、着々と成功しているのが驚きです。
 金の重要性を再認識しました。







   

         ★★★★★★ 投資の基本的考え方について ★★★★★★

 学校では決して教えないことですが、経済(おかね)の基礎を学ぶことは、資本主義世界に生きていくうえで、必須なことと考えております。

 人類が、貨幣(@価値尺度、A交換手段、B蓄財手段の三機能)を発明してから、物々交換に頼っていた人間社会を飛躍的な速度で進化させる原動力となったことは、間違いないでしょう。

 私も勤め始めてしばらくは、お金は郵便貯金か、銀行預金するものだと思い込んでおりました。
 この考え方が変わったのは、「複利計算の魔術と、お金にお金を稼がせる」という考え方を知ってからです。
 それ以降は、投資対象の研究と、投資技術の向上を心がけてきました。

 「海外ファンドに投資する」方法については、知識としては「海外投資を楽しむ会」を知った10年以上前からありましたが、実現できませんでした。

 私にとっては、正直なところ海外ファンドは、他人事。
 いかにすばらしい成果を挙げている事実を知っても、「きっと大怪我をするよ!」と、敬遠してました。

 お恥ずかしいことに、投資対象としての存在だけを知り、具現化範囲、方法については、思考停止を起こしておりました。

 しかし、この思考の壁( 養老猛著・バカの壁 )を崩さねばならない事態が起きました。
 それが、この国の節操のない赤字国債の累積が、財政破綻を回避できる水準を、既に大幅に超えている事実を知ったこと。

 このまま赤字国債の発行と借換え債の累増が続けば、いずれは破綻(デフォルト)か、ハイパーインフレか、財産税か・・・?にならざるを得ません。
   
 今(08年2月)でも、国会答弁を聞いていますと、与党政治家、官僚は
     「
最初から、赤字国債を返済する意思はございません!
                 私の任期中が持てば、後は野となれ・・・」

と言っている、としか思えません。

 特殊法人も、それを擁護する政治家、官僚も、「国民のため」など寸分も考えておりません。
 既得権益を死守することだけで、思考回路が満杯です。
 道路予算、ガソリン税の必然性の理由を聞くと、国民を小ばかにしている屁理屈としか思えません。
 笑っちゃいます(~_~;)

 不摂生大国の米国の凋落と、日本国のどちらが先かは、わかりませんが、金融危機、開戦、テロ、自然災害等をキッカケに一気に崩れることを恐れます。

 アメリカ(GDP1500兆円)、日本(GDP500兆円)、両国とも経済規模が大きいため、巨艦が沈む時のように、変化は徐々にしか起きてこないでしょう。
 しかし、兆しが徐々に大きくなり(現状その変化の兆しを感じます)、加速度的に崩れる可能性が考えられます。

 「インテリの定義は、先々のリスクに備えがあるか否か」 という言葉を記憶しております。
 現在の国家会計(税収40数兆、支出80数兆、毎年新規赤字国債30兆)では、持続不可能なのは明らかです。
 赤字国債の累積は850兆円を超え、毎年償還期限が来る国債は、借換債というマジックで誤魔化している。(国に逆らえない国債シンジケート団をつくり、札割れして価格が暴落しないように、強制的に引き受けさせている)

 国家の一般会計85兆円を国会で厳重に審議させることによって、特別会計300兆円を、国民の目から隠しこみ、贅沢三昧に使っている。

 官僚が考えた仕組みで、傑作なのは、特別会計が赤字になった時は、一般会計から補填するのに、黒字分は過剰消費するか、隠し資産にする仕組みである。
 こんなおいしい仕組み(既得権益)を、死守するのは当然かもしれませんね、冬●さん!

 こういう暴●団顔負けの仕組みが、永遠に維持できるはずがないと考えた方は、個人的な対策を練られることをお奨め致します。


 副島隆彦氏は、属国である日本のゼロ金利政策は、宗主国である米国の意思と主張されています。
 事実、過去の金利差をみると、3〜4%以上常に米国が高く、日本の資金が米国に吸い上げられる仕組みが納得できる。

 ゼロ金利解除は日銀の独立性の象徴。
 でも、金利を上げたら、850兆円(一説には、自治体含めれば1200兆円)といわれる累積国債の、金利上昇のトリガーとなることは避けられない。

 すぐに全部に影響するわけではないが、850兆円に対し1%の金利上昇で、年間利息は8.5兆円増える。
 過去には、10%を超える高度成長期もあったが、平均すれば4%超。
 金利上昇が3%と仮定した場合、年間利息は25.5兆円増となります。

 一般会計の税収他が43兆円と仮定したら、その6割が利息返済で無くなる。
 国家予算85兆円の内、55.5兆円(金利25.5兆+新発赤字国債30兆)65%が借金とは、末期的症状です。
 「2010年、プライマリーバランスゼロ」とは、たわごともいい加減にしてくれ\(~o~)/

     
  と・・・、考えた末、行動を起こしてみたら、あら不思議。
 「食わず嫌い」、「産むが易し」、あこがれの海外投資ファンドを想像以上に簡単に取得することが出来ました。

 「資産は銀行預金のみが、日本人の一般的な考え方」というのが、資産別の分類表に現れております。
 しかし、資産運用において、国境の無いボーダーレス社会に突入した現代では、とても諸外国と競争していけないのではないでしょうか?

 従来禁止されていた個人の海外投資が、法的にも許されるようになりました。

 海外と取引するには、どうしても英会話の壁を考えてしまいますが、英会話のできない日本人のニーズを満たしてくれる機関は沢山有ります。
 事実、私も英会話が出来ませんが、オフショアバンクも、ヘッジファンドも全て日本語で出来ました。

 つまるところ、「その気があるか否か」だけの問題です。
 有名なMan社Man Investments Ltd)が運用しているヘッジファンドでも、最低投資額5,000豪ドル(約50万円)から可能なものがあります。
 まず、小さく投資して、その成果をゆっくり楽しんで下さい。
 上下にブレはありますが、平均して年率15%程度は、達成すると思います。

 私の所有している Series10 OM-IP220 Ltd (05年6月スタート)は、08年1月末で45.9%増になりました。
 不特定多数(誰でも見られる)に、ファンドのパフォーマンスを開放していることも、Man社の自信の現れでしょう。
     → OM-IPファンドの成績一覧(Man Investments Australia)  をご覧になってお分かりのように、OM-IP220 は、どのシリーズでも好成績です。

 Rising Guarantee とは、今ファンドが破綻したとしても、満期になれば、元本に加えてこの増分を保証するという意味です。

 昨年(07年)から騒がれているサブプライム問題は、米国経済に暗い影をおとし、基軸通貨米ドルの地位が揺らぎ始めているようです。

 この現象(原因?)は、様々なところに見受けられます。
 例えば、
      ・すでに、EURの発行額がUSDを超えた
        →EUR建て貿易が増えている?、外貨準備も? 
      ・ロシアの原油、天然ガスはルーブルで取引
      ・イランの原油は、(一部?)EUR取引可
          (他の産油国も追随?)
      ・米国債重点保有国のサウジと中国が外貨準備をEURに転換させている
      ・米国公債残高の累増を日本とサウジと中国がファイナンスしている
         らしい?が、はたしてUSDの下落を中国がだまって見ているのか?
      ・米国からのキャピタルフライトも始まっている?
      ・基軸通貨がドルとユーロの二本立てになるという?

というような状況から、ユーロ(EUR)か豪ドル(AUD)建てのファンドの方が安心できるかも?

 豪ドルで最低投資額が小さいファンドは、お試しの海外投資として最適と考えますが、いかがでしょう?
 満期時の元本保証(豪ドル基準)があることも、お奨めの理由です。      

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