<外国為替取引の基礎知識>
レバレッジとは、直訳はテコ(の原理)のことで、資金の何倍の取引が可能か その倍率をいいます。 100万円の資金で、5万ドル(120円/$時)取引すれば、レバレッジは、 50,000$ × 120円 ÷ 1,000,000円≒6倍 6倍となります。 株の信用取引では、資金に比較し約3倍の金額の取引ができますが、FX (外国為替証拠金取引)では、驚くべきことに50倍、100倍が可能な FX会社もあります。 現在ドル買(円売)をすると、年間約5%の金利(スワップポイント)をもらえ ますが、レバレッジを10倍にすれば、50%!!!\(~o~)/ のスワップ金利がもらえることになります。 驚きましたか? FXを知らない方は、日本の低金利を嘆いておられますが、FXに参入された 方は、日本の低金利を謳歌されていることとおもいます。 なぜかと申しますと、外貨のドルを買うということは、その対(ペア)となる 円を売っていることになるからです。 単純に書くと 『ドル買いの金利をもらい−円売りの金利を支払う≒この差がスワップ』 支払う円の金利が安いほど、もらえるスワップが大きくなります。 さて、レバレッジの有利な点のみ強調しましたが、逆にドル安(円高)に なれば、前述のばら色が、一転、嵐の中に入ります。 レバレッジ10倍(約9万ドルと仮定)の取引は、1円の円高で10万円の 損失となります。 一日に1円以上動くことは日常茶飯事です。2円を超える日も、珍しく ありません。 余裕の無い資金で取引する(高レバレッジ)ことは、以上のリスクの 対処法をとったうえでのこととなります。 具体的対処としては、損切りポイントを逆指値で入れておくか、ヘッジ玉を 建てる準備をしておくこと。 ヘッジができる業者は数少なく、私の取引しているFXオンライン社は、 為替手数料が無料かつ、ヘッジ玉を両建てした場合のスワップ損が小さく、 かつ信託保全と、セールスポイント満載です。 |
【FX両建てのさわさわ戦略】
限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。
私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
部分的損切りでポジション減の計画でした。
さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
見ているだけ、となります。
今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。
そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
いうのは、心理的抵抗があります。
反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)
留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
ほとんどです。
もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。
笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
損失拡大中です。
でも、なぜか冷静に見ていられます。
「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
ことですから、愉快なのです。
「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!(つなぎ売買)」
という相場生活者は多い。
実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
頭で理解することとは、違う感覚です。
買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
なること。
デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
トータルで損の上塗りになるリスクがあります。
■FX関連情報 →FX(外国為替証拠金取引) → FX基礎・リスクの種類 →FX基礎・スワップポイント
→FX基礎・ビッドとオファー →FX基礎・レバレッジ → FX基礎・ロールオーバー
→ FX基礎・成行注文 →FX基礎・指値注文 →FX基礎・逆指値注文
→FX基礎・イフダン注文 →FX基礎・OCO注文
→FX基礎・IFO注文
→FX基礎・GTCオーダーとデイオーダー →FX基礎・自動ストップロス →デリバティブ
→通貨当局の介入と為替レート →購買力平価説 →実質為替レート
→金融市場の旨み →通貨オプション →通貨先物
→市場反応は一筋縄ではない →国際通貨制度の機能と背景 →金本位制のメカニズム
→ブレトンウッズ体制 →固定相場制 →ニクソンショック
→日本の通貨政策1 →日本の通貨政策2
→景気とは →個人向け国債元本割れなくす →経済成長率
→景気動向指数 →景気循環 →景気循環に関する理論
→景気対策の根拠と方法 →金融政策と景気 →消費者物価指数・CPI
→卸売物価指数とGDPデフレータ →物価変動と資産価値 →インフレの原因と問題点
→デフレの原因と問題点 →預金封鎖の可能性 →スタグフレーション
■FX気まぐれブログ →外国為替証拠金取引とは →私のトラップトレード →FX・良いナンピンの具体例
→投資の基本方針 →潮力発電所のようなシステム売買 →FXの相場感覚
→何の兆候かしら? →深く潜行中 →恐ろしい急落と急騰
→スワップポイントとは →両建ても研究の余地あり →使ってみました!FXオンライン・デモシステム
→使ってみましたヘッジ取引 →日本国破産宣告 → FXオンラインの弱点
→休日にも残高等を確認したいとき →ヤバイ!ヘッジ玉まであと5銭 →ヘッジ玉作動
→ヘッジ玉を損切り →損が膨らむ快感! →売りヘッジ玉、急落で手仕舞い!
→ドル円急落で売りの練習 →FXトレーディングメソッド →28日15:00時の急落でヘッジ玉手仕舞い
→両建て不利とは言い切れないかも? →両建て出来るFX会社 →システム売買とは呼べない
→相場の心構え・待つこと →ヘッジ玉でアウト! →ヘッジ玉、損切り!
→気楽な家業ときたもんだ! →キャリートレードの真髄 →今度は買いで取ってみましたが?
→このやり方なら勝てるかも? →FXの公理 →長い目で見てこれが正解?
→トレーリングストップが武器?
|海外ファンド|株式相場技法うねり取り|FX(外国為替証拠金取引)|情報起業|料理・グルメ|お奨め本|注文方法|筆者|特定商取引法|サイトマップ|TOPページ|