FX(外国為替証拠金取引)を学ぶ投資の基礎知識を集めました
           <外国為替取引の基礎知識>

<FX(外国為替証拠金取引)・基礎>

【外国為替証拠金取引とは】

   【06.12.1】
    
     外国為替証拠金取引とは、取引総額の約1〜100%の
   保証金を為替取引会社に預託し、この保証金を担保に
   大きな価額の取引をする外貨投資商品です。

     つまり、取引総価額を受払いすることなく為替差損益の部分
   だけ受払いする差金決済の仕組みを取り入れた取引です。

     このように小額の資金で大きな価額の取引をすることが
   できる(これをレバレッジ効果といいます)という資産効率
   の良さがメリットと言えます。

     しかし、同時にそのリスクも非常に大きなものとなります。


     現在私が取引している3社(業者比較)の内、2社は
   保証金総額の一定割合(80%程度)が失われた時に、
   自動的に決済されます。

     個々の取引毎の損失割合を気にしないで、損失総額
   に対してだけ神経を配っていれば良いですが、予期せぬ急落
   場面で、大損害を受ける恐れが有ります。


     残りの1社は、取引ごとに保証金を固定し、その8割が
   失われた時に自動決済される仕組みです。
     予期せぬ暴落にも、損失は保証金の範囲に限定
   されますから、枕を高くして眠れると考えられます。

     逆に、保証金の値幅が狭い(コースの)場合、
   小さなうねりで強制決済されてしまいます。

     詳細は、通貨に対する保証金が、コース毎(レバレッジ)
   に異なります。
     例えば、ドル円1万通貨あたり、L10コース(レバレッジが
   約10倍)で保証金が10万円、8円円安で強制決済(損切り)
   されます。

     これが、プロコースでは、保証金2.5万円、2円の逆行で
   強制決済です。

     私の場合は、保証金5万円、4円逆行で強制決済の
   L20コースを選択。
     実際は、強制決済前のレベルで逆指値し、新規建て玉
   で乗り換します。

     損切り一回で、約4万円の損失を、うねりで回復できるか
   難しいところです。


     日本国の財政再建がほぼ不可能と見通しをつけ、
   長期円安の確信があればこその前提ですね(*^_^*)
           ご参考→国と地方の債務残高

【FX両建てのさわさわ戦略】

   限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
   さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
  その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。

   私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
  部分的損切りでポジション減の計画でした。

   さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
   私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
  見ているだけ、となります。

   今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
  たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。

   そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
   スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
  いうのは、心理的抵抗があります。
   反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
  ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)

   留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
   少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
  ほとんどです。

   もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
   このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。

   笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
  損失拡大中です。
   でも、なぜか冷静に見ていられます。

   「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
  損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
  ことですから、愉快なのです。

   「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!つなぎ売買)」
  という相場生活者は多い。
   実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
   頭で理解することとは、違う感覚です。

   買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
  収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
  なること。

   デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
   売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
  トータルで損の上塗りになるリスクがあります。

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