FX(外国為替証拠金取引)を学ぶ投資の基礎知識を集めました
           <外国為替取引の基礎知識>

<FX(外国為替証拠金取引)・基礎>

【潮力発電所のようなシステム売買】

   【06.12.5】

     
    潮の干満の自然現象を利用した潮力発電所。
    仕組みは、満潮時に流入する海水のエネルギーで水車を回し、
  干潮時には弁を切り替え、流出する海水で水車を回す。

    為替も、先のことは一切分らないが、過去を振り返ると
  確かに上下のうねりを見せている。
    このうねりを取るには、”適切なタイミング”で弁を切り替えれば
  可能なのは、わかるのですがタイミングが難しい
(^_-)-☆

    弁を切り替えずに利益を作り出すことはできないのでしょうか?

 
    もはや、マニア以外は知らない「自動巻き腕時計」というもの
  の内部構造はご存知ですか?
    内部には、片側に重しをつけた車輪のようなものに爪が
  付いています。
    その爪は、ぜんまい(イタバネを丸く巻いたもの)を巻き上げる
  方向のみ引っかかるようになっています。

    片側に重しをつけた車輪は、腕のわずかな動きでもバランスを崩し、
  振り子のように左右に回転します。
    例えば右回りに回ったときに、ぜんまいを巻き上げ、
  左回りは空転します。


    ここでいきなり、話を飛躍させますが、為替リズム的な
  日々の小さな動きから、数ヶ月にまたがるうねりを、自動巻きの
  仕組みで利益を積み重ねよう、というのがそもそもの発想でした。

    当然、資金量の制約もありますし、変動率も考慮しなければ
  なりません。
    また、ぜんまいの歯車ピッチが重要です。

    これらの要因を総合的に判断して、年初から、ドル円を試行。
    目鼻が付きつつあります。

【FX両建てのさわさわ戦略】

   限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
   さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
  その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。

   私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
  部分的損切りでポジション減の計画でした。

   さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
   私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
  見ているだけ、となります。

   今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
  たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。

   そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
   スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
  いうのは、心理的抵抗があります。
   反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
  ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)

   留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
   少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
  ほとんどです。

   もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
   このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。

   笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
  損失拡大中です。
   でも、なぜか冷静に見ていられます。

   「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
  損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
  ことですから、愉快なのです。

   「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!つなぎ売買)」
  という相場生活者は多い。
   実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
   頭で理解することとは、違う感覚です。

   買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
  収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
  なること。

   デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
   売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
  トータルで損の上塗りになるリスクがあります。

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