<外国為替取引の基礎知識>
【06.12.7】 114円の中段が、私の設定した円高限度です。
一時114円40銭に近付いた時は、内心穏やかならぬものが ありました。 少し戻りましたが、日ベースで損失額拡大中です(;_;) セントラル短資の取引は、口座開設が9月末、実際に取引した
のは10月中旬以降です。 最初は、豪ドルとユーロに分散を考えて、下落を待って おりました。 (かなり、慎重に、用心深く、レバレッジは3倍以内を意識して・・・) ユーロは150円達成後の一服で、148.65で拾いましたが、 149.90で売却。 豪ドルには、大幅急落の癖?が見られたため、2円、3円の 円高を狙っていたため、買えず。 米ドルがいよいよ120円の大台固めに入るかも・・・??? という予感で、少し買い、11月の急騰でいい気になって油断。 (当初の用心深さはどこへやら、欲ボケで増し玉) その後も、円安の夢が棄てきれず、情けない成績ですね(;_;) これでは、システム売買とは言えません(^_-)-☆ 反省して、キザミ(ナンピンの値幅?)を再検討。 もっと広げないと、ボラティリティ(変動リスク)に 負けてしまいます |
【FX両建てのさわさわ戦略】
限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。
私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
部分的損切りでポジション減の計画でした。
さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
見ているだけ、となります。
今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。
そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
いうのは、心理的抵抗があります。
反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)
留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
ほとんどです。
もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。
笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
損失拡大中です。
でも、なぜか冷静に見ていられます。
「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
ことですから、愉快なのです。
「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!(つなぎ売買)」
という相場生活者は多い。
実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
頭で理解することとは、違う感覚です。
買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
なること。
デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
トータルで損の上塗りになるリスクがあります。
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