<外国為替取引の基礎知識>
【07.2.19】 先週金曜日(2月16日)に、USD119.10と119.00で、ヘッジ玉 が作動。 買い玉の三分の一が売りヘッジの状態です。 さて、大金を支払う(マイナスのスワップポイント)売り玉を 持った心境は・・・? 始めは、穏やかな心境とは程遠い状態でした。 加えて、本日(2月19日)の底練りをみていると、早めに逃げたく なりますね。 もともと、ヘッジするつもりでレバレッジを高めにとったのですが、 損失額が膨らむのは精神的によろしくありません。 予めこの水準まできたらヘッジしようと決めていたにもかかわらず 、動揺?したこの感情は、経験したものでないと分らないかも? 冷静・気楽なシステム売買にも、感情という要素が加わると、 かく乱される可能性がありますね。 この対策としても、控えめなレバレッジを保つことが重要です。 ところで、私には強〜い味方があったのだ。 それは、為替王様のブログなのです。 http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/ プロのファンドマネジャーとして実績を積んでおられ、 見通しの的中率には、正直驚異と尊敬しております。 げに恐ろしき、テクニカル分析力と ファンダメンタル分析力かな(字余り) 自分の方針がぐらつきそうになったときは、必ず読み返し、 じたばたしない売買を心がけております。 本日のブログを読んで、下値目処が確認でき、穏やかな心境 にかわりました。 ヘッジ玉は、すでに損失額が確定しているのですから、 あわてる必要はなかったですね。 下落(円高)を待って、あせらず決済しようと 思います(←希望です)。 為替王さまの「米国と日本の債券需要の違い」に基づく、 長期円安を信じて、楽しく続けます(*^_^*) |
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【FX両建てのさわさわ戦略】
限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。
私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
部分的損切りでポジション減の計画でした。
さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
見ているだけ、となります。
今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。
そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
いうのは、心理的抵抗があります。
反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)
留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
ほとんどです。
もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。
笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
損失拡大中です。
でも、なぜか冷静に見ていられます。
「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
ことですから、愉快なのです。
「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!(つなぎ売買)」
という相場生活者は多い。
実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
頭で理解することとは、違う感覚です。
買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
なること。
デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
トータルで損の上塗りになるリスクがあります。
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