株式投資・相場技法の基礎知識

 株式相場の世界で、安定した利益を出し続けるには、組織力に頼るか、相場技術を身に付ける必要があると云われています。
 そんな相場技法(理屈でなく売買できる力)を身に付ける方法と、株式投資の基礎知識集です。

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株式投資の基礎知識
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◆保護預かり/保管振替制度と単位株
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◆インサイダー取引

 私は、濃い内容の本を理解する時は、プレゼンテーションソフト(PowerPoint)を使い、最初に目次を全て打ち込み、次に印象に残ったキーワード或いはキー項目を著者の主張レベルを意識しながら一つの表にまとめます。

 出来上がった表を再度読み込んで、内容の理解を深めます。

 相場技法の習得には、体験の繰り返しを要しますから、実際の体験後再び読んだ時に、印象に残ったキーワード等を書き加えます。
 時には、記入したキーワードが間違っていたり、より重要項目を見落としている場合もあります。

 実践(体験)→納得→修正→実践→納得→修正と、何度も繰り返すことで、著者の主張されることを理解し、身に付けられると信じます



 下記は、私が具体的に書き出したキーワードの一部です。
 相場技法相場技術書)は、自分が体験することで、意味が深まってきます。
 誤解を恐れず言えば、「同じ日本語なのに、意味が異なる」のです。

 例えば、「損切り」という言葉の意味は初心者でも理解できますが、初めて買った株が、「下がりそう」という感覚を得たとしても、「損切りの実行」は難しいのです。
 
 これが、経験を積めば、危なくなったら投げ(損切り)が出来るようになります。

 言い方を変えれば、「(意味が)判る」から、「(実行)できる」ようになると、言うことです。
 これが、相場技術といわれる所以です。

 「材料、ニュースは無視せよ」といわれても、新聞の一面に載れば、気になる でしょう。
 ところが、そういうニュースの後の値動き、情報に踊らされる弊害を体験すると、全く無視できるようになります。

 長年生き残ってきた相場のプロの世界には、「してはいけない格言」のようなものが存在します。
 これも、守らねばならないし、守れるようになるのです。


 下記は、 ●相場師スクーリング  林輝太郎著  同友館 を読んで、私なりに重要と思う箇所を抜き出したものです。
 技術に関する本は、同じ本なのに読み返すたびに、内容が違う印象を受ける部分が出てきます。

 人は、「自分の(技術の)レベルしか、理解できない」そうです。
 確かに、同じ日本語を読んでも、全くインパクトが違うことが有ります。

 おそらく、これからも読み返すたびに、新しい発見があることでしょう。
 また、そうでなければ、進歩していないことにもなります。

 こういう意味で、下記のまとめ内容は、私のその時点のレベルを表したものになっています。
 経験を積む前は、本の表現そのままが良いと思います。
 自分の理解したなりの言葉に置き換えてしまうと、著者の意図した内容と異なる恐れがでてきます。

 その意味で、私がまとめたものが、著者の意図を、曲解、浅い理解、未熟な理解になっているとしたら、申し訳ございません。

 読者の方は、それぞれの経験に応じた理解で、ご自分なりにまとめる練習をして頂ければ良いでしょう。
 経験の少ない方は、基本的な言葉、箇条書き等を、経験の豊富な方は、深い視点で行間を読んだまとめ方ができると思います。

 最初は、行数、言葉が少なくても大丈夫です。
 読み返すたびに、付け加えていけば、あなたの理解と進歩を自分自身で自覚することもできます。

 こういうまとめから、先々、自分の売買基準、ルールのようなもの、にまとめ上げることで、あなた個人のまたとない財産になることは、間違いありません。

 本を読むことを加速すれば、知識は増えますが、技術の進歩は、徐々にできるものです。

 着実に基本の練習売買を繰り返すことで、必ず身に付きます。
 あせらず、ゆっくりを心がけて下さい。


●相場師スクーリング のまとめ方事例

T)飛躍のステップ
  ■相場の三要素=実践の三つの基本
    @予測 A技術 B管理
    ・相場は、見込みの適不中如何に拘らず、商いの方法だに
     宜しきを得ば、必ず利益を博するを得べし
  ■悪い建て玉は直ちに消せ 
     当たった時に利益を大きくし、外れた時に損を少く
    ・趣味的要素の排除 カネ儲けの仕事のしかたを身につけること
  ■相場師に見栄は不要 とにかく「ダメだ」思うたら切る

U)相場師ことはじめ
  ■食い違う実像
    ・全てが自己責任 絶対に冒険ができない 日常生活が地味になる
     常に金銭感覚を正しく 経済原則の範囲内で 臆病にさえ見える
    ・玉の操作は繊細に、丁寧に、スリルもなく、せこく、
     それを何十年も続ける
    ・単調な資料(罫線含む)の作成と建玉の管理に人生の大半を
     費すことになる
  ■主義主張があり、それに基づく方法を持ち、その方法を実践する
    ・一つの流儀に徹する事
     手を拡げて「堕落する」ことを厳に戒めるべし

V)地味な売買論
  ■ストップマイナス志向
    ・売買というものは、極めて地味な波乗りの技術にある
     ←利益の出し方の本音
  ■重要事項四つ
   @準備、資料、管理、記帳を適正にし、あとはそれを怠らず続ける
   A株式投資に適した道具(場帳(場帖)、玉帳玉帖)、資料)を
     持ち、有効な方法と順序をとる
   B注意事項、禁止事項をまもる
   C「売りのやりかた」の勉強してこそ投資家。
     買いに偏るのを是正せよ
  ■あらゆる株式投資法の基本的必要事項
   @勉強のノート        A三種の神器の整備を怠らない 
   B資金に余裕を持つ    C利益率を量れる資金管理を行う
   D場帳は記入し続ける   E新規売買は分割
   F区切りをつける
  ■絶対禁止、条件付禁止、許容事項
   @週足 A一次元のグラフ B複合させたグラフ 
   Cパソコンによる分析チャート Dチャートブック 
   E新聞・評論家の解説、予測記事 F決算解説記事は、表題のみ
   G日中に値動きを聞く H指値注文 I月曜の新規売買 
   J場帳をつけていない銘柄の売買 K共同売買 
   L平均株価を気にする M体調が悪い時の 新規売買

  以下目次の大項目、モノと技法について、技法の発生、売りというもの
 明るい前途を、と続きます。


 




















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