【基礎:金利(日歩)と逆日歩】

■金利(日歩)

 信用取引における金利には買方金利売方金利があります。
 買建てを行った場合、顧客は証券会社から買付け資金を借り受けますが、その際に支払う金利が買い方金利です


 また、売建てを行った場合、顧客は証券会社から株券を貸付ますが、その際に受取る金利が売り方金利です。

 金利は買建て(または売建て)の受渡し日から、弁済したときの受渡し日までの両端入りで計算されます。

  金利 = 約定金額×日数×年利率 ÷ 365

 金利は従来、証券取引所が一律に定めていましたが、99年10月1日より証券会社が自由に設定できるようになっています。

■逆日歩

 証券会社と証券金融会社との貸借取引において、売り(貸し株残高)が、買い(融資残高)を超えて株不足となった銘柄の場合、証券金融会社は不足分の株数を第三者から品貸料を支払って調達して貸付ます。

 この品貸料は個々の銘柄によって異なり、そのつど証券取引所が定め、証券会社は証券取引所の定めた料率に従い、その銘柄の売り方(売建株)から徴収し買い方(買建株)に配分します。

 一般に、この売り方から徴収する品貸料相当金銭を逆日歩といいます。

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