【基礎:規制措置・規制銘柄】

■規制措置

 証券取引所では、相場の状況が過熱して信用取引残高が急増し、信用取引の利用が過度と判断した場合、過当投機を抑制するため、委託保証金率の引き上げを行うことがあります。

 これを規制措置といいます。

 規制措置には個別銘柄を対象とするものと、相場全体が過熱した場合に、信用取引が行える全ての銘柄を対象とする全面規制措置があり、委託保証金率の引き上げや代用有価証券の掛け目(代用掛け目)の引き下げの措置がとられます。

■規制銘柄

 証券取引所が信用取引に関する規制措置をおこなっている銘柄をいいます。


 ネット取引ができる証券会社の画面では、「注意事項」とか「注意銘柄」とかの表示が、目立つ場所に表示されているかと思います。
   
 ただ、規制措置がとられたのは、バブル崩壊以前の記憶にかすかにあるだけですから、あまり心配には及びません。

 我々”うねり取り”で狙う、資本金500億を超えるような会社の場合は、規制銘柄になる恐れはほとんど無いと思います。

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