【メールサポート:既に株をお持ちの方へ】

各位 様

 こんにちは
 皆様の中には、既に株をお持ちの方も、おられると思います。
 「うねり取り」を始めようと決心された方ですので、今後の対応について、私なりの考え方を述べてみたいと存じます。
 本日の日経平均株価も、ライブドアショックを全て吸収した、28日の流れを引き継ぎ、好調ですね。
 日経平均は、「18,000円、いや20,000円は間違い無い」、人によっては、「30,000円は堅い」、という声すらありますネ。
 もっとも、評論家は、上がれば上がるほど、目標値を高く修正する性癖がありますが(笑)

 「うねり取り」を目指す皆様は、ここで、お持ちの銘柄を総点検し(10年間の月足データでチェック)、もしも、その銘柄が「うねり取り」に適さないと判断したら、今回の相場の勢いが衰えない内に売却し、資金を温存することを、お奨め致します。
 (間違っても、もう一山当てようと、別の銘柄を購入してはいけません)

 当て物で、手を出した銘柄整理のチャンスと考え、差し出がましいとは思いながらも、書いております。

 なぜなら、「うねり取り」は、数年来の高値を狙って取る方法ではなく、恒常的に、ある値幅で上下する動きを、収益源とする方法だからです。  売却後、冷静に、「うねり取り」銘柄を厳選し、温存した資金で、ゆっくり練習売買を繰り返すことで、相場感覚を確実に向上できます。
 相場感覚が向上すれば、建て玉が効率的になり、資金効率を上げられます。

 あなたの、今のやり方(失礼な表現でごめんなさい!)のように、スリルは有りませんが、平穏な心で、稼ぐことができるようになります。
 ところで、昨日、FAI投資法の横澤様から、「相場観や予想はあまり意味がない」との、アドバイスを頂きました。

 私なりに、二つの意味に解釈しました。
 一つは、相場観や予想は外れるもの。
 もともと上下する確率は、二分の一に過ぎない。
 強気(買い方)と弱気(売り方)が同時に存在しないことには、相場が成り立たない、のが相場の本質。

 もう一つは、相場観は個人のもの。
 私の最終目標は、皆様の自立を促すこと。
 これに対し、私個人の感覚を伝えることが、どれほどの価値があるのか?
 ということで、以下は、相場には様々な見方が有るものだ、という参考として、気楽に読んで下さい。

 株価の動きは、”底練りは緩やかで、天井は荒い”といわれます。
 私の銘柄からも、日経平均からも、その荒さを感じます。

 XXXの私の相場観は、現在弱気で、建て玉も、売り玉優位の状態です。
 18日の急落で、つなぎの買い玉を入れました。
 大きな戻り(上げ)で、ゆっくりつなぎ玉を外し、じっくり落ちるのを待つ方針です。

 但し、年末高値に近づく動きが出たら、損切り、出直しです。

 このように、どの位置からも、どちらの方向に行っても、常に対応を考えておくのが、あなたを勝者にする重要なポイントです。

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