【メールサポートQ&A:銘柄選定から練習売買

【ご質問です】
 ●●様。
 広島の●●と申します。相場技術を身につけられるようがんばります。
 よろしくお願いします。

 購入前より、銘柄について検討していました。
 グラフを買ってきて描いてみました。

 宇部興産はいかがでしょうか?
 それから、今(08年5月)の相場環境でうねり取りを始めてもいいでしょうか?もう少し様子をみてからのほうがいいでしょうか?

 よろしくお願いします。

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ご返信1

●● 様
 お買い上げ有難う御座いました。

 テキストにも書いてありますように、銘柄との相性はご自分でなければ決められないものです。
 分割売買(回数)の決め手となる資金量だけでなく、不思議なもので、うねりの大きさ、周期、山谷の取りやすさに個人的な好み(性格?)が出てきます。

 うねりの周期は「三月またがり60日」といわれ、確かに統計上はそうなんですが、実際のうねりは、2週間で変わったり、半年も続いたりします。
 うねりの大きさについても、50円を取れるタイプの人か100円を取れる人か、うねりが変わるのを半年待てる人なのか、2週間が限界なのか?いろんな性格の人がおられます。
 従って、銘柄はご自身で決定しなければなりません。

 宇部興産の月足10年くらいは描かれ、そのうねり具合が、ご自身の感覚に合致するのを確認されましたか?
 場帖あるいは日足を描いてどうでしたか?

 もう、絶対に他の銘柄に浮気したいと思いませんか?

 相場を続けていれば、必ず苦しい場面が出てきます。
 その時、自分の銘柄はダメだが、他の銘柄ならいけそう?という迷いが出たなら、際限なく迷うことになります。

 同じように、苦しい場面が出たときに、他人の意見が入った銘柄、他人の相場観が入ったタイミングでは、いまくいかなかった原因が他人の責任になってしまい(自己反省を伴わず)進歩しません。

 先生面して申し訳ありませんが、下記のステップを確実に踏むことが遠回りのようで、最短の方法です。
@きちんと銘柄選定作業をして、これだという銘柄を一つ決めること。
 (他の銘柄への浮気心を棄て去れるまで、徹底的に作表・絞込み)
A日々のうねりを受け止める作業を続けること。
 (銘柄をきめたことにより、逃げ道はなくなりました。収益をあげる道は、「うねりの上下を取る」ことしか残されていません。)
Bうねりが感じられるようになったら、最小単位で1カイ1ウリの練習売買を開始。
 (これは、練習ですから、損益が気にならないミニ株活用も選択肢。特に、損切りの技術習得には良いと思います。玉を持つと、損益がダイレクトですから、より”うねり”を強く感じるようになるはず)
C1カイ1ウリを1、2回したら、1カイ1カイ2ウリの二分割売買に移ります。
 二回目の玉を1回目よりも安く買うのです。
 「平均値を有利にする技術」を体得するのです。
 たぶん、はりきっておられますから、仕掛けが早すぎることが多いでしょうが、二回目は充分待つことを覚えて下さい。
 翌日二回目を買ってはいけませんよ!
 待っている間に上がってしまったら、「買わない」ことを覚えることも重要です。(資金を大切にする訓練です)
 特に、利益が積み重なってくると、仕掛けが甘くなります。ご注意を!

 不親切なようですが、あなたが成長する上で「他人の相場観」は「百害あって一理なし」です。
 別の言い方をすれば、「他人頼りの姿勢」を排除することが、 「自分ひとりで生きてゆける」ようになる第一歩です。


【続いてのご質問です】

 4月26日に購入した広島の●●です。
 先生に銘柄選定のアドバイスをいただいてから、宇部興産・重工・東芝・旭化成・郵船の月足と日足を描きました。

 それから、プロの相場師がよく手がけていると言われる平和不動産も描いてみました。  月足は東芝と旭化成が良かったのですが日足は重工がしっくりきました。

 悩みましたが、今日、旭化成に決めました。
 自分の相場感を身につけることができるようにがんばりたいと思います。

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ご返信2

●●様
 こんばんわ

 銘柄を決定されたとのこと。
 このステップを経ることで、今後銘柄に関する悩み(=迷い)が、無くなったことになります。
 同時に、これからは、旭化成の波に乗る以外に利益をあげる方法は残されていません。
 退路を絶った厳しい(本当は、専門化されているだけ、有利な)状態とも言えます。

 これから、毎日の相場の動きを受け止める訓練に入ります。
 10年の月足と2〜3年の日足グラフを描いて、旭化成を選ばれたわけですが、連続でグラフを描いた時に受けた感覚と、一日に一値だけを、場帖に記入し、グラフを書く感覚とでは、異なるはずです。

 最初、はりきっておられますから、どうしても「うねりの感覚が得られない」と、あせる気持ちが出てくると思いますが、「相場感覚は序々にしか得られない」 、しかもやっかいなことに、自分では気付きにくいものなのです。
 
 私の場合は、CSKを売買しておりましたが、「本当にこの銘柄で良いのだろうか?」という迷いが、いつまでも消えませんでした。
 そこで、プロ好みといわれる「平和不動」の場帖を書いてみました。
 そして、毎日の場帖から受ける感覚の違和感の大きさに、自分の相場感覚が、CSKに特化されているものだと、改めて思い知らされました。

 従って半年もすれば、「自分では相場感覚が得られない」と思っておられても、着実に旭化成の相場感覚が育っていた、ということになると思います。

 また、日々の値動きの受け止め、或いは練習売買で手が合わず、「どうもおかしい、銘柄選定を間違ったのかな?・・・」と考え、振り出しに戻らないようにして下さい。
 どんな銘柄でも、10年も追っかけていますと、必ず自分の気に入らない値動きをするものです。
 この時に、別の銘柄に浮気すると、せっかく育て上げた固有銘柄特有の相場感覚が失われてしまいます。

 相場は、(常に)自分の想定した範囲を逸脱するものです。
 経験を重ねることで、その逸脱した値動きをも、自分の想定範囲に包み込むようにして下さい。

 そのためには、分割売買ナンピン値幅を大きくとること、片玉二分の一以下に抑えること(必須)、を意識して下さい。

 また、個人的趣味?ですが、練習売買時にミニ株を活用するのも良い方法と思います。
 練習売買は、「相場感覚の養成」が主目的ですが、「玉を自由に動かせるようになる」という、もう一つの大きな目的があります。

 1カイ1ウリの単発売買で、最初からうまくいくのは困難です。
 かといって、「最初から大きく損切り」するのも、感情的につらいでしょう。
 この時に、ミニ株ならば、ほとんど傷みを感じないでしょう。(実損額が大きいと、感情的な焦燥感が、本来の目的を妨害します)

 余分な感情の動きを避けて、損切り(理屈で理解するのでなく、実際に損を受け入れる)技術が得られるのは、特記すべきことと考えます。

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