株式投資・相場技法の基礎知識

 株式相場の世界で、安定した利益を出し続けるには、組織力に頼るか、相場技術を身に付ける必要があると云われています。
 そんな相場技法(理屈でなく売買できる力)を身に付ける方法と、株式投資の基礎知識集です。

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相場技法・銘柄固定から一ヶ月

【ご質問です】

   ●●様。

   お世話になります。
   旭化成一銘柄に決めて1か月がたちます。
   ほんとうに不安な気持ちなります。

   一切の情報は見ない聞かないようにしているのですが、
  ガソリンスタンドでオイルの価格が上がっていると
  化学セクターの旭化成は大丈夫だろうかと考えてしまいます。

   月足の形に良さで決めたのですから悔いはありませんが辛いです。
   それから、1銘柄に決めてから時間があまります。
   ジムにでも行こうかと思っています。

   なにか先生に聞いて頂たくてメールしました。
   すいません。



ご返信1

 ●●様

  こんばんは

  旭化成に決めて、一ヶ月間、毎日場帖、日足グラフをつけてますね。
  この段階で、「不安な気持ち」とか、「旭化成は大丈夫か」「辛い」とかは、 (失礼な言い方ですが)理解できません。

  まだ、うねりが見えていない段階ですよね?
  それとも、うねりがよく見えないにも関わらず、試し玉を建ててしまって、 「不安」と仰っているのですか?

  言うまでもないことですが、「うねり取り」には継続的な相場感覚が必須です
  日常の面白くもない作業を積み重ねることで、日常とは違った動き(底、天井)が(あやふやながら)分るようになるのです。

  この「あやふやながら分る感覚」が出てから建て玉して下さい。

  「三月またがり60日」が、平均的なうねり間隔とすると、一ヶ月追っかけた位では (一般論ですが)まだ早過ぎるのではないでしょうか。


  原油(WTI)の最高値更新のニュースが毎日のように流れますが、その日の 旭化成の値動きと直結してますか?
  最高値更新と、日々の値動きとは関係ないでしょう。

  また、「情報を無理に遮断する」というよりも、「その情報が、値動きにどの程度影響があったのか」を、場帖とグラフを見て確認する位のおおらかな気持ちでいて下さい。
 
  こういう経験の積み重ねと、面倒な作業を続けてきたことが、自信につながります。

  相場は、市場参加者の感情で動く不確かな世界です。
  自分が感情に流されていては、少しの逆行に耐えられなくて損切りしたり、僅かな利益で手仕舞いすることにもなりかねません。


  重要なのは、●●様個人が値動きから受ける感じです。

  その感じが、「底打ちかな?・・・なら買いです」し、 「天井かもしれない?・・・なら売り」になりますし、 「底打ちと思ったけど間違ったかな?・・・なら損切り手仕舞い」と、シンプルなルールです。

  この間違ったかな?を感じることが実は難しいのです。
  なぜなら、建て玉をした直後は、迷いがあるのが現実ですから。

  私のルールを具体的に説明しますと、下落トレンドの新安値更新が繰り返され、 底練りで安値更新が止まり、逆行新値を何本か出し、再び下落、上昇を 繰り返したとします。

  その下落が、前回の安値(下値支持線)に近付いた辺りを狙います。
  この場合、もしも終値が支持線を割れば、翌日損切り手仕舞いとなります。

   








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