株式投資・相場技法の基礎知識

 株式相場の世界で、安定した利益を出し続けるには、組織力に頼るか、相場技術を身に付ける必要があると云われています。
 そんな相場技法(理屈でなく売買できる力)を身に付ける方法と、株式投資の基礎知識集です。

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相場技法・ツナギ売買

【おたより1】
●● 様

 ご無沙汰しております。東京都●●の●●でございます。
 ●●様におかれましては如何お過ごしでしょうか?
 今年はサブプライムショックによる円高・株安でまさに暴風雨の年と、なってしまったですね。

 確か、●●様は株式については、売り優位にしておられたと記憶しておりますので、大幅な利益を得られたのではと想像しております。

 私のほうは、あえて、技法的に言えば、ツナギ売り玉の利益ばかりが出て、買い玉のコストが下がり続けていると言えるのでしょうが、全体で買い越しにしている以上、投下資金は減じ続けており、まったくひどい状況です。
(実際、個人での株式売買の限界を感じ始めており、資金を引き上げて、●●さんに預けに行こうかな、とまで思っている状況でございます。)

 FAIの掲示板を見ましても、まぁ相当損した人の書き込みが多くなって来ておりますね。
 実際、私も、FAI銘柄中の低位大型株(具体的には、東洋紡と日軽金ですが)でたいへんな痛手を被りました。
 (ちなみに、これら両銘柄については、ひどい暴落でしたので、ツナギ売りを建てて、コストダウンの長期戦に持ち込むことすらせずに、単純損切りで撤退しました。撤退後も下げは続いております。)

 その後、FAI銘柄はPBRが2倍くらいのものも選定されていることに気付きましたので、いわゆる低位バリュー株の一般的な選定方法によって、割安性、配当利回り、株主資本比率、成長性等の観点から、銘柄を選定し直して現在は、昭和電線HD、光世証券、アキレスの3銘柄でやっております。

 今後、米国の利下げ等の処置によって、ある程度、相場が立ち直ってくれれば、投資の継続は可能とも思われますが、、、それでも、どうも2010年まで上げ相場が続くというシナリオには疑問符を付けざるを得ない状況になって来ましたですね。
 といいますか、日経平均のチャートを見てもトレンドは下げに転換しております。

 そうなりますと、現在と位相的に逆のポジション(売り玉を本玉としてツナギの買い玉を建ててコストアップする)を、下げトレンドに入った景気循環株に対して行うという方法に切り替えることも検討しなければなりませんが、本質的には、その方法は、建て代金が嵩む、売り本玉なので信用期限の問題が生じる等のこともあり、臨機応変にスイッチし難いものがあります。

 以上、まったく取りとめのないメールになってしまいました。
 もし、何かアドバイスを頂けましたら、幸いです。
 よろしくお願い申し上げます。


【お返事1】
●● 様

 しばらくです。お元気でしたか?

 なにか気の効いたアドバイスを差し上げれば良いのですが、私は「うねり取り」、●●様は「FAI銘柄+システム売買?」ですから、参考になるかどうか分りません。
 もっと正確に言えば、私は●●様の方法を正しく理解できておりません。

 
 私は、「FAI銘柄を分割買で取る戦略」は優れたものと思います。
 ●●様は、これに空売りを加え、逆行リスク対応(or逆行を収益増)にしておられます。これも、すばらしいやり方ですね、多いに勉強になりました。


 疑問に思ったのは、最近のFAI銘柄の選定です。
私が調べた当時は、選定銘柄、候補銘柄とも全てがFAIルールその1(4〜5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う)に則ったものだと記憶しております。

 ところが、東洋紡も日軽金もそのようにみえません。
 選定ルールが、変わったのですか?

 FAI30項目のルールで選定すれば、かなり安心なものになると思うのですが・・・?

 ●●様は、グラフをひいておられますか?
 無責任な意見ですが、会報の銘柄の中から、ご自分でFAIルールに則った銘柄を再度判断して絞り込む方法はどう思われますか?

 FAIは、なるべく多くの銘柄に分散し、個々の上昇見通しが狂っても、全体で資金効率を上げようとしてますね。
 ●●様の方法は、その中から数銘柄に絞り込むわけですから、上昇見通しの狂いに対応する手段が必要ですね。
 それが、損切りでも良いし、オーバーヘッジでも良いと思います。

 信用期限を気にしておられますが、必要なら乗り換えすれば良いだけの話では?
(貸株料の累積はイヤですが)
 現物を持って、その範囲内で空売りするだけなら、緊張感なしにできるでしょう。
 多少のオーバーヘッジでも、慣れるに従って平気になりますよ。

 おっと、・・・・・・
こう書いてくると、どうしても「うねり取り」の要素が入ってきてしまいます。
 やはり、他流の意見は、ものになりませんね。

 散文となってしまいましたが、これにて失礼致します。


【おたより2】
●● 様

 お返事ありがとうございました。

 市場のほう、反発してまいりましたようで、ホッとしておりますが、まだどうなるかは分かりませんですね。
 「常時、持ち株の10%は売れ」という教えに基づき、基点として3枚を売り建てておりますが、4枚目が建つユニットもそろそろ出てまいりました。

>>もっと正確に言えば、私は木様の方法を正しく理解できておりません。

 私は規格的に下記のような2つの基本ポジションを想定しております。

1) 買いを本玉としてツナギ売り玉を建て、下落時はツナギ売り玉の利益で、 買い玉コストダウン(上昇相場向け)
2) 売りを本玉としてツナギ買い玉を建て、上昇時はツナギ買い玉の利益で、売り玉コストアップ(下降相場向け)

 私は、上記を踏まえた上で、現在は上昇相場と想定し、2)は基本的にやらないと決め、1)の実行において、原則、現物より多くは売らないこと、現物と同数の売り玉が建った時点で利益となる売り上がり計画を守るというルールに固執しておりました。

 これに対して●●様は、基本的に1)のスタンスを取られつつも、その中で、売り越し(オーバーヘッジ)を使いこなしておられるため、下落相場における対応力が格段に高い、というふうに理解させて頂いております。
 間違っておりましたら、ご指摘願います。

 従いまして、私が改善すべき点としましては、下記の2点であると思われます。

 1)  ルールはこのままで、上昇する銘柄を選択する能力を高める
 2)  技法に売り越し(オーバーヘッジ)を取り入れる

>>疑問に思ったのは、最近のFAI銘柄の選定です。
>>私が調べた当時は、選定銘柄、候補銘柄とも全てが
>>FAIルールその1(4〜5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う)
>>に則ったものだと記憶しております。
>>ところが、東洋紡も日軽金もそのようにみえません。
>>選定ルールが、変わったのですか?

 選定ルールの変更については分からないのですが、あのキヨヒサさんが、今年、200万以上の損失を確定されたようです。
 思いますに、練達の相場師が売買しても、FAI銘柄の買いでは今年は、取れなかったのではないかと思います。
 休むか、或いは、売りから入るような仕込み方法をしなければ、無理であったと思います。

>>無責任な意見ですが、会報の銘柄の中から、ご自分でFAIルールに則った銘柄を
>>再度判断して絞り込む方法はどう思われますか?

 私も、FAI銘柄から選定するのであれば、FAIの多過ぎる50近い銘柄をさらにスクリーニングにかける必要があると思います。
 特に、純資産倍率から考えて、割安でない銘柄が入っています(東洋紡などPBR2倍を超えていました)ので、その辺を特に注意する必要があると思います。
 ただ、私は、もう、FAI銘柄にこだわらないようにしたいと思っております。

>>FAI30項目のルールで選定すれば、かなり安心なものになる
>>と思うのですが・・・?

 おっしゃるとおりであると思います。
そうすれば、かなり、下げ切った銘柄が選定されることになると思います。

>>私は、「FAI銘柄を分割買で取る戦略」は優れたものと思います。
>>●●様は、これに空売りを加え、逆行リスク対応(or逆行を収益増)
>>にしておられます。これも、すばらしいやり方ですね、多いに勉強になりました。

>>●●様の方法は、その中から数銘柄に絞り込むわけですから
>>上昇見通しの狂いに対応する手段が必要ですね。
>>それが、損切りでも良いし、オーバーヘッジでも良いと思います。

 私のやり方は、しょせん、この世に、2ついいことはないということが身に染む方法である思われます。
 私は、今年、信用取引明細上は100万以上の利益となっておりますが、現物の含み損と相殺すればマイナスです。
 言い方を変えれば、100万以上、現物のコストが下がったということにはなりますし、ここから現物の含み損がなくなる水準まで株価が上昇すれば、信用取引明細上の利益が「本物の利益」となるわけです。

 この考え方は、コストダウンのツナギの考え方で、それ自体、林先生の「ツナギ売買の実践」に書かれているそのままと思います。
 しかし、投下資金に対する利益率という点から考えると、やはり、少しマヤカシのように思われてなりません。
 つまり、「逆張りなら一時の含み損は仕方ない」とは言えても、もし、長期の大幅下落になれば、どうするのかという問題があります。
 ここが、コストダウン技法の欠点であるように思います。
 ●●様がおっしゃるように、そこを損切り、或いはオーバーヘッジで対応しなければならないものと思います。

 関連しますが、「ツナギ売買」を教えるというサイトがあったのですが、その管理者の方は、まるで暴落時でも損をしない、魔法のような技法があるかのような宣伝をされていたので、8月の暴落時にメールで問い合わせをしたことがありました。
 結果は、やはり、カラ売りの利益で現物のコストを下げるというやり方でした。
 魔法はありませんでした


>>現物を持って、その範囲内で空売りするだけなら、
>>緊張感なしにできるでしょう。
>>多少のオーバーヘッジでも、慣れるに従って平気になりますよ。

 実は、アキレスという銘柄もやっているのですが、これについては、下落がひどすぎて、30円近い値幅で売り上がらないと、現物同数の売り玉が建った時点で利益計画となりません。
 この銘柄については、10円幅程度で売り上がって、結果的に、1枚売り越し(オーバーヘッジ)を狙おうと思っています。
 計画利益は大幅マイナスとなりますが、1枚売り越しですから、更なる下げに対応が取れますので。

 ちなみに、ここが核心部分なのですが、●●様は、売り越しにしてから株価が上昇した場合には、どのような手段を取られますでしょうか?

 私の場合、上記2)の売りを本玉としてツナギ買い玉を建て、上昇時はツナギ買い玉の利益で売り玉コストアップ(下降相場向け)のポジションに切り換えるか、或いは、高い売り玉2枚を単純損切りし、1枚買い越しにした上で、上げ相場に臨むということしかないと思うのですが、如何でしょうか?

>>信用期限を気にしておられますが、必要なら乗り換えすれば良い
>>だけの話では?(貸株料の累積はイヤですが)

 おっしゃるとおりです。一部はそのようにしようと思っております。

 書いていて、かなり考えがまとまりました。ありがとうございました。

 よろしくお願い申し上げます。


【お返事2】
●● 様

 こんにちは

 「ツナギ売買」のサイト、興味深く拝見しました。
 中身は、大きな持合が続く(値が戻る)前提条件のもと、つなぎ売りを含めて、実現益を稼ぐ手法と理解しました。
(値洗い損については、いずれ挽回できる前提で重視しない?)

 ツナギ売りの仕掛けは誰でもできるわけですから、ポイントはツナギの外し方ですね。
(本編にはたぶん、書いてあるかと思いますが?)

 突き詰めれば、1−1の「両外しサヤトリ」と同じで、ツナギを仕掛けたからといって、特にメリットとも思われません。
 トレンド転換を待って、上手に売りツナギを外せた場合のみ有効ではないでしょうか。
 下手をすれば、「両建て両損」で値洗い損を拡大するリスクがあるような・・・?

 もちろん、下げ続けた場合(前提条件が崩れた時)は、内輪のヘッジでは、救いようが無いですね。

 私の「うねり取り」は、対象を1銘柄に固定し、その固有銘柄の相場感覚を磨くことで、トレンド転換の検知精度を上げ、値幅と時間の分割売買で見込みの狂いを補償する方法です。
 一つのうねりで区切りをつけるように努力(願望?)しておりますので、空売り玉を乗り換えた経験は数えるほどしかありません。


 ご質問の「売り越しにしてから株価が上昇した場合」は、損切りする場合と、買いつなぐ場合があります。
 「買いは現物、売りは信用」を厳守しております。
 現物買資金に余裕がある場合は、買ツナギ又は損切り、ない場合は、損切りします。
 一度、ストップを伴う三日で250万円の損失「青天井の恐怖」を体験しました。
 それ以降、かたまりを作らないように時系列でも分割するようにしてからは、大きな損切りの記憶はありません。

     














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