【相場技法・うねり取り(4)】

【相場技法うねり取りレポート目次】


 その概要を、目次にて把握願います。

 また、絶対に習得頂きたいポイントを、【成功要件その1】から【成功要件その20】として、まとめてあります。


  <目次>  (全219ページ)
T)相場の常識は正しいのか?

U)技法の選定法
 ◇リズム取り
 ◇うねり取り
 ◇サヤ取り
 ◇FAI投資法
 ◇中源線建玉法

V)相場の見方・考え方
 ◇相場の見方
 ◇相場の考え方 
 ◇禁止事項
 ◇売りについて
 ◇道具の改善も禁止

V)設備投資について
 ◇設備投資
 ◇三種の神器
 ◇場帳とは
 ◇玉帳とは
 ◇値板とは
 ◇相場のグラフ(罫線)とは 
 ◇勉強のノート

W)銘柄選定
 ◇銘柄選定法
 ◇データ収集
 ◇グラフ作成法
 ◇月足グラフから候補を抽出
 ◇日足グラフで、一つに選定

X)相場感覚の養成法
 ◇相場感覚の養成
 ◇資金について
 ◇最低単位で実戦

W)売買の練習法
 ◇練習売買とは
 ◇テクニカル分析の三原則
 ◇基本練習の種類
 ◇練習売買の三段階
 ◇リスク管理
 ◇休みについて

Y)相場師の現実
 ◇毎日の作業
 ◇月次作業
 ◇四半期毎の作業
 ◇年末、年始の作業

 補足資料:相場技法・うねり取り通信サポート記録 No.1〜42
 著作権に関する通知事項



 しつこいようですが、「相場技法に目覚める」ことが、成否のポイントです。
 技法に目覚めたら、次に大事なのは、”道具の重要性”です。

 プロが、長い間かかって改善し続けた、優れた道具を使いましょう。
 使いこなされた「三種の神器」は、あなたの生涯の宝になること間違い無しです。
 →三種の神器



以下は、テキストの一部抜粋です。(参考資料)

【「うねり取り」に、適する銘柄の選定法】

・手法により、収益に結びつける動きが異なります。
 即ち、手法によって、適する銘柄が異なります。
・うねり取りには、極端な山、谷を形成したり、トレンドが長期間変わらない銘柄は、適しません。
・10年以上の月足を見て、天、底が比較的近いもの、長期に見ると、大きな持ち合い相場を形成している銘柄、を探しましょう。
・具体的には、資本金500億以上で、業績の波の少ない銘柄の中から、選択します。
・・・・・・


【練習方法】

・月足で持ち合い銘柄を選んだら、日足でうねりの周期と、動きの癖を確認します。
・うねりの周期は、一定していません。従って、機械的に、判断することは、できません。
 うねりの、天、底の水準も常に異なります。
・しかし、長期持ち合いの天、底の水準に近づくと、不思議なもので、新値を更新しなくなったり、日々の動きが小さくなったりします。
・その小さなリズムの時、安値引けの翌朝、成り行きで1単位(1000株)売買します。

・私の場合は、これが試し玉で、以降、値動きを見ながら増し玉、或いは、順行新値更新で損切りします。
・最初の、練習売買では、動きが読めないでしょうから、値幅(例えば、10%)を決めて、損切りすればよいでしょう。
・思惑通り利益になったら、手仕舞いは、お好きにどうぞ。
 私の場合は、利益増大のため、トレンド転換の兆候が出るまで待ちますが、練習時は、早めの手仕舞いで、勝ち癖をつけましょう。

 以下は、メールサポート 【「うねり取り通信」】 で、サポートの方針説明です


各位 様
 みなさま、おはようございます。
 「うねり取り」実践者の●●と申します。
 「相場技法入門」、お買い上げ、誠にありがとう御座いました。
 本日は、皆様が学んで行かれる「うねり取り」習得のための、メールサポートについて、報告させて頂きます。

 サポート期間は、購入後6ヶ月 と考えております。
 お申し込みになられた方々は、初めて株を買うという段階の方から、信用取引経験者?まで、様々なレベルの方がおられると想像してます。

 bookは、その方々に、基本を理解し、具体的に行動して頂けるよう細かなところまで、まとめたつもりです。
 読者様にとって、最も大切なことは、他人に頼らない”自立”をめざすこと。
 逆に、「同時期一律説明方式」にすると、”与えられるのを待つ考え方”になり、自立心が育ちませんし、各自の進歩を無理に統制することにもなります。
 もちろん、私の使っている道具の様式とか、bookの補足内容等は、メールにて、随時提供するつもりです。

 bookは、どうしても、表現に限界というか、弱点が有ります。
 無意識に「読者も、判っているはず」と表現を省いたり、説明不足が有ることが、考えられます。
 この理解を促したり、具体的方法に悩んだ時に、サポート差し上げようと、考えております。

 このサポート(質疑応答)を、メール或いは、ホームページを通し、皆さんで共有して頂くことで、より理解が深まると信じます。(もちろん、匿名です)



 早速ですが、今日から始めて頂きたいことが、御座います。
 まず、家に有る新聞(古いものを含めた全て)の、「株式欄」(一部上場のみで足ります)と、「月間高低表」を切り取り、保存しておいて下さい。
 これは、全ての売買手法に必要な作業です。
 月足グラフを作成したり、場帳を付けることに使います。

 もう一つは、「勉強のノート」を準備下さい。
 目的は、あなただけの相場技法を確立するためです。
 ルーズリーフ方式の、差し替えできるノートを準備して下さい。
 片面のみの書き込みで使います。
 気付いたことは、その都度書き入れ、休日等に、項目を整理し、綴じ直して下さい。
 
 売買手法によって、作業すら、異なります。
 互いに矛盾する主張すら、有り得ます。

 相場技法は、長い間かかって身に付けますので、どうしても、断片的になります。
 最初は、本を読んで、或いはグラフを見て、感じたこと、ことわざ、禁止事項、キーワード、質問事項、手法ごとの違いとか、書き入れます。
 経験を積みますと徐々に、自分の方針、仕掛けポイント、損切りルール、利食い方針等、具体的に行動できるものになります。
 その内容に矛盾がなくなったら、あなたの手法(たたき台?)の完成です。

 勉強を体系付け、成功に導くのに、ノートは必須とお考え下さい。


 以下は、メールサポートの一例です
 うねり取り通信No.48 は、1月19日に発行したものですが、3月初頭に急落がありました。
 偶然にも、タイミング的には、皆様のお役に立てたみたいです(*^_^*)

うねり取り通信 No.48 金持ち父さんの予言



 このメールは、電子書籍「相場技法入門」をご購入の方に、差し上げております。
 ご不要の場合は、恐れいりますが、ご一報願います。

 ロバート・キヨサキ著 「金持ち父さんの予言」を読んで、お伝えしたかったことがあります。
 著書の趣旨は、米国のエリサ法が将来引き起こす(かもしれない)世界市場最大の株式大暴落の可能性と理由を解説し、真の投資家として、その種のリスク管理を怠るな・・・というものです。

 税法上優遇された確定拠出年金ですが、70歳と半年過ぎると引き出し(+課税)が法的に強要され、この売り方の増加が下落の加速パニックを引き起こす可能性にふれている。

 これが現実になれば、日本の株式市場も無傷ではすまないでしょう。

 下記の、金持ち父さんのアドバイスも常に心して投資に臨んで下さい。
 『いつも法律の変化に気をつけているんだ。
  法律が変わるたびに未来も変わる。
  法律の変化と共に、自分も変わる用意をせよ!』



《エリサ法とは》


・Employee Retirement Income Security Act(従業員退職所得保障法)
 この法律は、従業員の引退後に備えたお金を、ビジネスオーナーによる乱用から保護する目的で議会を通った。
・狙いは、個人に年金資金を自分で貯めさせること。
 (老後資金は、社会保障に頼るか、自身の蓄えか、企業年金プランの三つしかない)

・しかし結果的には、引退に備えたプランの作成責任を、雇用者から従業員へと転嫁した。
・雇用者は、従業員の拠出額に見合った額を上乗せしないといけない決り。
 ⇒しかし、多くの従業員は全く拠出しない道を選ぶ→雇用者は何も払わなくても良い(会社側への恩恵)


《DB年金プランと、DC年金プランの違いとは》


DB年金プラン確定給付年金)・・・死ぬまで一定額が支給される。(公務員等が対象)
DC年金プラン確定拠出年金)・・・使ってしまったり、暴落があったりすれば終わり。全て自己責任。
 

《エリサ法の問題点》


◆法律による要求・・・70歳と6ヶ月を超えたら、毎月株を売って株式市場からお金を引き上げ始めなければならないこと。
・DC年金プランは、拠出の際も運用されている間も、課税されない。
 70歳と6ヶ月になった時。(引き出した時の税率は、一般所得として一番高い税率38%)
  ・・・中略・・・


《暴落の本当の理由》


@ベビーブーマが現金化を始めると、大量売りによって市場が急落する。
A生活費と医療費が上がる
B狂気に踊らされる人が増える
 ※投資をしているだけでは本当の投資家とはいえない。
 ※エリサ法年金改革の最大の欠陥は、真の投資家の育成をしていないこと。


【所感】


日本版401K確定拠出年金)は、上記エリサ法をまねたもの。
 しかし内実は、企業年金制度(運用難で確定拠出が維持できない)の救済処置。
  運用する銀行・証券側とつるんで、従業員に説明責任を果たした(ことにした)。
     ・・・中略・・・
・従業員に、いきなり投資家のスキルを要求する問題点は、エリサ法と同じ。
 冒険心の有る従業員で、株、投資信託等に投資した人は、退職時になって元本割れを嘆くことになるでしょう。
 (お気の毒に、日本の投資信託の実力を知らない。そういえば、『プロによる運用』と何度も強調してました(笑))
・頭にきたのは、信託の管理費用が不当に高いこと。
 はっきりいえば、み○○銀行に信託報酬を与え、資金調達に便宜を図ってもらおうという会社の下心が見え見えでした\(~o~)/
 「年金という性格上、60歳までは、引き出しできない」というのが、私の早期リタイアの決め手でした。

【株式相場技法】
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