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珍しい本を読みました。
全編、写真構成で、一部に主張するポイントの文字が少し。 ちょうど、童話みたいに読みやすい本です。 地球の温暖化って、自分には関係のない話だ・・・・ 温暖化なんてずっと先の話で、自分の生きている間に生命、生活に影響することは無いであろう・・・・ 温暖化対策なんて、自分一人努力しても無駄である・・・・ と、考えていました。 まさに、ゴア氏が懸念する、一般市民の典型的考え方でした。 この本を読み、態度を改めます。 ゴア氏が政治家という理由だけで(日本の総理はじめ、信念のない政治屋の先入観)、毛嫌いして避けてきた。 ところがアル・ゴア氏の、自然を愛し、哲学的に成熟度も高く、地球環境の改善を使命としていることに、同意し尊敬を覚えました。 「どんな宗教も、究極的に求めるところは同じ」という話を聞いたことがあります。 ゴア氏は、「温暖化対策は科学だけの問題ではない。政治だけの問題でもない。 これは実は、倫理の問題なのである」と結論づけているが、究極には「人間とは何か」に行き着いている所が宗教を感じます。 幼い頃母親が、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読み聞かせてくれたことも、アル・ゴア氏の「我が事として、倫理的に理解する」ことに役立ったそうです。 沢山の人が、まだこの危機を本物でないと思っているのは何故か?の分析が興味深い。 (1)気候の危機に関する指摘は、自分たちの暮らしを変えなくてはならないという「不都合な真実」であるから (2)一部の力の強い人々や企業にとって、特に不都合であり、歓迎すべからざるものなのだ 石油産業とブッシュ、兵器産業とチェイニーの関係は有名だが、全世界の25%を排出する米国が「京都議定書」に批准しないのは、ドンであるロックフェラーが承認しないからでしょう。 上記が真実ならば、失礼ながら、ロックフェラーも哲学的には低レベル???ということに。 原水爆は言うに及ばず、レイチェル・カーソンの化学薬剤、アル・ゴアの温暖化警告。 科学の発達が、やがて人類を滅ぼす結果になるかも。 とすれば、人間は、万物の霊長として与えられた智慧を、自滅のために使った愚かな生き物、ということになる。 造物主は、いったい何て思うんでしょうね? |
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