◆中村天風 成功の実現 運命を拓く 天風瞑想録 盛大な人生 成功へ導く言葉 いつまでも若々しく生きる 真理のひびき ◆船瀬俊介 死のマイクロチップ ◆沼田勇 幕末名医の食養学 病は食から・日常食と治療食 ◆近藤誠 あなたの癌はがんもどき ◆安保徹 病気は自分で治す かたよらない生き方 ◆甲田光雄 生菜食健康法 ◆ロバート・キヨサキ 金持ち父さんシリーズ ◆佐藤富雄 朝の習慣を変えると人生はうまくいく ◆小林正観 100%幸せな1%の人々 ◆新谷弘美 腸からはじめる幸せ健康法 病気にならない生き方 ◆森下敬一 薬効食・自然医食の効用 ◆中野孝次 清貧の思想 ◆茂木健一郎 感動する脳 ◆本田健 スイス人銀行家の教え ◆稲盛和夫 稲盛和夫の哲学 ◆大岡昇平 野火 ◆藤田紘一郎 腸を整えれば心も体も元気に 万病を防ぐ水の飲み方選び方 ◆その他 沈黙の春 食べない健康法 内臓脂肪が病気の原因 バランスの良い食事が老化の原因 体温を上げると健康になる 不都合な真実 SASサバイバルマニュアル |
大方の本からは、商業ベースの潜在意図を感じるものであるが、この本からは商売のにおいが感じられない。
科学の発達が、肉体の生命力・免疫力を弱体化している事実を科学的に証明。 時に、原始に近い生活時間を持つことが、アンチエイジングの答えとしている。 メタボ(BMI)の数値とか、コレステロールの数値とか、厚労省の基準が長寿とは矛盾するとは、痛快です。 浜松医大の高田明和教授は、「目標数値が、人間ドック・ビジネスとの相関を否定できない」とのこと。 また、一部のサプリメントにも、医学的根拠に疑問を投げかけておられる。 個人的には、血圧とか体重とかコレステロールとか多少高くても、(薬と称する)余分な化学物質を一切体に入れないのが、正しい健康法と考えます。 体のもつホメオスタシスを最大限に活用すべきでしょう。 西式健康法を説いた西勝三先生から教えを受けた甲田光雄氏は、定期的な断食と、小食で多数の難治患者の治療実績を持つ。 野蛮人とは違うよと、うぬぼれが邪魔して素直に認めたくない心理がどこかにあるにも拘らず、やはり私たちの細胞は、一万年前の人類と同じと認めざるを得まい。 すると、藤田氏の主張のとおり、免疫活性を保つ生き方が王道となりましょう。 腸管が免疫の大部分を司ることは、安保徹氏や、新谷弘美氏の本にもあり納得。 精神的ストレスが生命力を奪うことも、中村天風氏の「いかなるときも積極的な考えで生きる」哲学を納得。 特に、マイナス思考の源を深層心理から一掃する「観念要素の更改」を体験した私としては、正しさを再認識できました。 あえて不潔な場所は好みませんが、自然に分け入り、そのセンス・オブ・ワンダーを感じる時間を楽しみたいものです。 私たちの体を構成している細胞は、遺伝子学的にも細胞学的にも1万年前と同じである。 自然から切り離されテクノロジー化された環境や洗剤、除菌剤などなどが原因のダイオキシンにさらされ続けた結果、生物本来の生命力が弱ってしまって日本人は元気がない。 免疫力の70%は腸内細菌によって作られている。また、免疫は体の病気ばかりでなく心の問題についても深くかかわっていることが明らかになった。 生命体の持つ免疫とは、本来とても強力なもの。 しかし、汚いものを神経質に排除し、生活の便利さを追求した結果,心身の免疫力も本能も弱体化。 相対危険率(BMI)・・・・(BMI=体重kg÷身長m÷身長m) アメリカでは、25〜29.9という小太りが最も長生き。 日本では、24〜25が最も長寿。 厚労省の勧める22〜23はそれより死亡率が高い。 高コレステロールが死亡率を下げる 脳内コレステロールが脳を守る。 水は煮沸することによって活性に変化が生じ、生物の体にとってよくない水になる。 水道水で作った湯冷ましは生物の体に毒。 塩素→トリハロメタン→発ガン、腸内細菌を殺す。 硝酸態窒素が濃縮されている→体液中のイオンを奪い取り→酸欠へ→ブルーベビー(乳幼児は特に酸欠に弱い) 「カルシウムを多く含む、アルカリ性の酸化還元電位の低い水」こそが、長寿の水 老化を先延ばしする「テイク・テン」=毎日10分間の簡単な運動と、一日10の食品群から満遍なく食事を組み合わせる。 若返りが期待できるビタミンC,E、レチノール、α-リノレン酸、Co-Q10 水道水の塩素や、便利な生活を支える機器から生ずる電磁波は、人間の体に大量の活性酸素を生じさせる→ファイトケミカル(植物性化合物)+サプリメントが必要、。 免疫力は心を通じて高めれれる 心・感情→間脳→POMC蛋白→(楽しい)善玉ペプチド→ドーパミン・βエンドルフィン→NK細胞活性化 →(悲しい)ノルアドレナリン・アドレナリン→活性酸素→NK細胞活性低下 日本人は世界一身体的、精神的に脆弱な民族である。 管理された清潔さ、統制された便利さは、精神に有害。 きれい過ぎる環境が人を病に追い込む。 寄生虫がアレルギー反応を抑制している。 第二の脳として体を支配する腸 腸管上皮細胞の役割@消化・吸収 A有害物質投下阻止・バリア機能 B食品に含まれる情報因子を伝達・変換 脳腸相関=脳と腸は一体化している 脳の情報は、自律神経を通じて腸管粘膜にある神経細胞に全て伝達される。 日本人で牛乳を分解できる酵素を持つ人は半分程度。 精神的ストレス(中でも悲しみ)で、NK細胞の活性は数分で下がる。 NK細胞活性を高めるには、軽い運動、笑う、生きがいある生活、ポジティブシンキング JALでは、50歳代のパイロットを国際線を飛ばすと、早死にする確立が高くなることに気づいた。 西洋医学は単純な原因の病気に強いが、癌やアレルギーなど免疫バランスが崩れた病気には手が出せない。 アンチエイジング研究の答え=便利で快適で清潔な現代社会の中で一万年前と同じような生活を一部に取り込もう。 |
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