開催:2009年10月17、18日 川越まつり協賛会
研修日時:10月17日14時頃〜18時頃
姫神神輿 (市役所前にて) 姫神神輿
ヒョットコ踊り 白狐踊り
体全体で目出度さを表現します。特に、手の表情が見事です(*^_^*)
おかめ踊り 曳っかわせ
「曳っかわせ」の方向転換方法は、私が見たのは3種類。
(1)山車の舞台のみ方向転換し、相手に向ける。(架台と分離して回転できる構造)
ベアリングの無い時代に、あれだけの荷重を何で支えているのか、不思議です。
(2)前の車輪をキャスターで浮かせ、全荷重を支えるように改造。
(3)伸びた前部の柱を数人で持ち上げて方向転換。
大部分の荷重を後輪で支える設計になっている
山車は、二重鉾の迫り上り式エレベータ構造になっています。
城門をくぐるための仕掛けらしい。(右写真が、エレベータを下げた時)
山車の高さは、約6.3m 人形(降臨された神を象徴)が約1.8m 合計約8m超。
我が宿波志江の屋台は、約4mですから、二倍の高さです。
5人囃子(大太鼓1、小太鼓2、かね1、笛1)に、おかめ、ヒョットコ、白狐、獅子・・・と、代わる代わるの
舞が添えられる。
調子は、優雅な江戸調。
山車が出会うと、舞台を相手に向けて、「曳っかわせ」が始まります。
台座と舞台が、回転できる機構は画期的。江戸時代の大工技術に脱帽です。
宿波志江の屋台には、屋根がありますが、川越の山車には、屋根がありません。
この違いについて、川越祭瓦版(27号)に下記説明がありました。
山車は本来、神が天降りする目標となる山の標山(移動神座)が起源。
だから、天空と直結する最上部に屋根を持たないのが特徴。
屋台は上部を屋根で覆った構造で、舞台で芸能を行うことを主目的としていた。
江戸末期ごろから、山車と屋台が融合し、現在のような形となった。
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