政治・経済・思想・信心・人生の悩み、ボヤキを綴ってみました

          <徒然なるがままに>

「Aさんとの四方山話(12)」

    今朝のこころの時代は全盲のパラリンピック優勝者(マラソン)。
    苦労話というよりも、明るく大らかに話をする姿勢ご好感が持てました。

    健常者も障害者も人間としての本質は変らないことをあらためて認識
  しました。
    精神的不具にはなりたくないものです。

    学生時代のアルバイトはよい勉強にもなりますよね。
    家庭教師などは経済的には良かったようです。
    そばの出前で水商売の人間の裏側も覗けたのは一つの経験でした。

    精神的に貧しくはなりたくないものです。
    小泉さんにも育ちの好さが感じられます。
    二枚目でも貧しさを感じさせる役者もいますよね。
    A.ドロンとか。C.ドヌーヴ。ソフィア・ローレン。上原 謙。

    東京での生活でよかったことは沢山ありましたか?
    東京に住みたいとおもいましたか?

    私は住いは横浜郊外で仕事は蒲田でした。
    即ち、横浜と東京の端っこしか知りません。
    この範囲の経験では住む場所としての魅力は感じませんでした。

    明らかに群馬に帰って来て正解でした。私の場合はです。
    昔と違い●●も近所付き合いなどの点、買物なども格段の
  改善があります。
    自分で良いと思えばそれが一番幸せなことですね。

    呑むという点では若い頃は随分蒲田で安い店で楽しみました。
    居酒屋、上等品を食べさせる赤提灯、旨い洋食屋、ビアガーデン、
  スナック。
    懐かしい帰らない日々です。ほろ苦い思い出も含めて。

    もっとも、エンジニアリング会社なので海外出張も多く、海外経験は
  役に立つことを色々教えてくれました。
    もうビジネスクラスは乗れない時代になってしまいました。
    エコノミーなど乗ったことはなかったのに。

    そういえば80年代後半からスチュワーデスの雰囲気が変って
  来ました。
    バスガールと同じ感じで、憧れの対象ではなくなりました。
    昔はタイピストなどはかっこよかったのかもしれませんが、今は
  誰もがタイピストです。



    ジャーナリストの鳥越俊太郎は、癌になって(死期を悟って)から、
  道端の花にも感動が蘇ったと言ってます。
    人間、余命宣告されれば、感性が鋭くなるのでしょう。

    本日、我が家のツバメ6羽が初飛行しました。
    生まれて初めて飛ぶ時の恐怖心は如何ほどでしょうか?
    
    未知の世界に飛び出す勇気に感動しました。
    しかも、日中は飛行練習?、朝夕には巣に戻り順番に食事を
  摂っている姿は、ほほえましいものです。

    ●さんは、「心の時代」の出演者の考え方に共感。
    同じ番組を聴いていた星の数ほどいる人の中で、限られた人のみ
  感動を味わう。
    これが、感性のアンテナの違いでしょう。

    手塚オサムの「仏陀・全巻」を読んだことがあります。
    その中で、洞窟に犬のごとく生活する高僧のくだりがあります。
    人間は、しかられれば拗ねるし、絶望すれば自殺もする、他人から
  認められたいとナイフを振り回すバカもいる。
    (話は飛躍しますが、川田亜子さんのご冥福をお祈りします)

    動物の知能の低さをバカにするが、彼らは拗ねたり、絶望したり
  しない。
    片足が無ければ、ないなりに、目が見えなければ見えないなりに、
  現状を受け入れ、その中で精一杯生きている。

    どちらが立派かは、悟りレベルの違いでしょう。

    東京は、遊ぶには良い町だが、暮らしたくはないですね。
    昨年、久しぶりに山手線内を歩いたが、時間に追われ、
  金に追われている貧しい心が垣間見えました。
    私は、時間に追われていない人達と、のんびり生きるのが
  好みです。

    「真鍋じゅんこ」の言う、遠くまで出かけなくても「どこも探検」、
  「どこでも秘境」に同意。
    観光ビジネスに汚染されない視点で、新しい発見があります。
    「ご近所さん探訪」、はじめてみたら意外な楽しみ方を見つけました。



    今朝の“こころ・・・”は前橋市出身の画家・作家の司 修でした。
    昔、喚乎堂でのサイン会で見ました。
    氏の近所のおばさんが修ちゃんおめでとうなどと声を掛けて
  いました。
    本の装丁画家として有名でした。

    敬虔なカトリック信者で静岡県在住だった小川国男との話が
  中心でした。
    司にとって小川さんとはよく気が合ったようで、色々教わったり、
  いっぱい呑んだり、騒いだりが喜びであるようです。
    小川国男は今年4月に亡くなったそうです。

    宗教信者にはならなかったようですが、信心することには共感
  していたようです。
    毎日の生活行動(飲酒も含め)が信心だというような表現が
  印象的でしたが、分かるような気がします。
    小川国男は一冊買いましたが未読です。

    昨日、田植えが半分終了。
    半日作業でしたが、心地よい疲れでした。
    無心に体を動かすのもいいものです。

    映画を観たり、本を読んだりしていて仏蘭西語が部分的にでも
  分かるといいもんですよ。
    彼らが異邦人ではなくなり、恐怖感も取除かれるでしょう。
    今英語を確り勉強すれば、次の仏蘭西語、ドイツ語は
  理解しやすくなります。

    へえという発見は精神的刺激になります。
    外国人が外国人でなくなります。
    金髪がより身近に感じられるようになります。但し、外見より
  内面的な魅力に魅かれるようになるでしょう。
    即ち、痴的ではなく知的欲求を満たせるでしょう。
    もっとも、開高 健に“痴的教育講座”というのもありましたが。

    今朝は黒い赤城山の中腹に白い雲が湧き上がっていました。
    夏が近い風景です。

    今日の新聞ではかつての巨大国家の変貌を対照的に伝える
  記事がありました。
    ロシアには日本からウイスキーが高級酒として輸出される
  ということです。
    日本で4500円のものがロシアでは10000円で売れる
  そうです。
    世の中が変わったことを実感させます。

    20年前のロシア人の生活はひどいものでした。
    エアコンの仕事で出張しました。
    唯一の灯りはボリショイ劇場のバレー、プーシュキン美術館
  の絵画・彫刻、サーカスなどでした。
    石鹸1個を手に入れるのが大変な状況でした。
    もっとも、10000円のウイスキーを飲める人は限られている
  のかもしれませんが。
    国民は政府など信用していませんが。
    信用の失墜度合が日本ではかつてのロシア並みに
  なってきたようです。

    一方、アメリカの3大カーメーカーは生産体制を小型車に
  大幅シフトのようです。
    放漫体質をどうして変えてゆけるでしょうか。
    資源大国に向うロシアとは反対に縮小が求められる
  のでしょうか。

    両国とも余り魅力が感じられないのは何故でしょう?
    良いものに魅力を感じてきた者にとっては経済的繁栄のみ
  を謳歌しているような国家には興味はありません。
    ロシアの元大統領の顔にもみすぼらしさ或いは貧しさ
  が感じられます。ブッシュも同様ですね。

    良いものに接していないと自分自身が貧相になるので
  気をつけなければなりません。
    岩手産の昆布を戴き、サラダにしています。
    豊な味、歯ごたえは気持を豊かにし、体を健康に
  してくれます。
    
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             →スイス人銀行家の教え
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