海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

<海外ファンド・メールサポート>

【メールサポートQ&A:任せ切り運用】

多忙なため、任せ切りで運用できる海外ファンドを希望

【ご質問】

海外ファンドに興味
<<ご質問 抜粋です>>

資産運用は必要ですが株は儲けている人は10パーセント(長期になるともっと
少ないと思っています)くらいしかいないと聞いているので仕事にも集中できる
プロの運用するファンドをと考えています。


【回答致します】

 ご連絡、ありがとうございました。
 おっしゃるように、株で継続的に利益をあげている方は、
5%未満といわれています。
 単純に言って、上下する株価を、「買い戦略」だけで勝てると
考えているのは、どう考えても片手落ちですものね(笑)。

 あなたのように、勉強しておられる方は、珍しいですね。
ファイナンシャル能力は、継続することで、どんどん向上します。
是非、この努力をお続け下さい。

 私は、年率15〜20%を目標にされるなら、あなたの考えに大賛成です。
人間は欲がありますから、もっと、もっと、と株に出を出しますが、
結果は、統計が語っております。
 特に、欲だけで、相場感覚を身に付ける努力や、建て玉法を
勉強する意思の無い方は、相場に手を出すのは危険過ぎます。


 これに対し、ヘッジファンドは、楽でいいですね。
お蔭様で、昨年来の成績は順調です。
(いつも、順調にいくとは限らず、時には、下落もあるはずですが?)

 さて、お知りになりたいと思われるファンド情報ですが、私のbookには
たいした内容は書いて有りません。
 
 私が初心者と仮定した場合、「求めるものは何か?」と考えた時、
まず、安全です。
 オフショアは怖い世界です。
元利ともども、ねこそぎ取られても、訴訟すらできない巧妙な詐欺が
横行しているようです。
 目立ちませんが、仲介業者の質が問題です。
合法的にピンはねする業者とか、いつでもトンズラできる海外在住の
業者もいます。
 仲介業者の選定が、成否を分けてしまうと、いえるでしょう。
 e-bookには、良心的で、安全な、仲介業者名を明記しました。

 もう一つは、無駄な費用を省きたいこと。
 もともと、パフォーマンスを求めてファンドを購入するわけですから、
為替手数料、入会金、年会費、翻訳手数料、成功報酬年間管理費・・・
名目はなんであれ、余計な出費は省きたいもの。
 e-bookには、その方法を紹介しました。

 なお、あなたの求めるファンドは、安心できる仲介業者の
ファイナンシャルアドバイザーに希望を話し、複数の候補を紹介
してもらい、納得できるまで話し合って決めるのがベストでしょう。
 e-book等で得られる情報よりも、信頼できるのでは?

 老婆心ですが、手数料の高いファンドを奨められることが有ります。
本当に自分に有利なものか、セールストークなのかは、
慎重に見極めて下さいね。


 なお、私が保有しているファンドは、

・・・・ 中略  ・・・・

 クローズタイプは、シリーズものとして、繰り返し募集しておるようです。
あせることはありません! じっくり構えて、納得してから買いましょう。
 後で、情報収集方法もご案内します。


   ★★★★★★★ 投資の基礎知識:投資信託運用成績低迷について ★★★★★★★

    昨年までは、政府方針の「貯蓄から投資へ」の流れを受けたのか?、
   ゼロ金利の銀行預金を避け、外貨建ても含め投資信託(投信)への資金流入が
   活発でした。
    特に、グローバルソブリンに代表される毎月分配型の投信へは、加速度的な
   資金流入がみられました。

    ところが、昨年(07年半ば)以降、サブプライム問題が顕著になり、世界中の
   金融機関への影響が避けられなくなるに従い、株安、
   円高(高金利通貨へのキャリートレードの巻き直し)、リスク資産
   への投資削減と、投資信託の不調が目立つようになりました。

    07年度末の公募株式投信の純資産総額は66.8兆円(投資信託協会)。
    06年末に較べると、プラス11.1兆円で過去最高です。

    全体としては、日本の株式で運用する投信は不振でしたが、中国やインドなど
   新興国の株式で運用する投信や、海外の高金利通貨で運用する投信が
   好調でした。

    ところが、半期別の資金純増額を見ると、年前半1〜6月の10.4兆円増から、
   後半7〜12月は4.2兆円増と6割減。

    この背景には、米国のサブプライムローンから派生したデリバティブ
   (低格付け債券と高格付け債券を融合させた商品を、再び、組み合わせた)
   商品が世界中に販売され、減価が算定できなくなった。
    
    会計は、時価会計が原則であるから、その損失額を算定するため売りに出すも
   買い手不在で値付かず。
    これが、世界的にモノライン(金融保証会社)まで巻き込んだ金融市場の
   信用収縮懸念、景気減速懸念を引き起こした。

    そして株式や不動産などの相場が昨年夏以降、急激に不安定になり、
   運用環境が大幅に悪化しました。

    特筆すべきは、リスク限定型投信では株価急落によって、
   日経平均株価など予め決められた水準(ノックイン価格)を
   下回り、元本保証が消滅した商品が多発しているようです。

    安定志向の投資家に好まれる傾向がありますが、ノックイン価格を下回ると
   元本割れする可能性が高くなるというリスクは、忘れてはなりません。

    むしろ、ノックインなどという概念が不要な、オルタナティブ(全天候型)投資
   を選ぶべきではないでしょうか?
    上がるだけでなく、必ず下がる時もある相場の世界において、
   「(空売りを交えないで)買いのみで利益を上げる」というのは、
   不可能ではないが、限りなく難しいというのが、個人的考えです。

 ■海外ファンド     →ヘッジファンド投資三つのリスク    →オフショア市場        →投資ファンドの四分類
             →外資ファンド利回り20%超のカラクリ   →確定拠出型年金・401K    →アセットアロケーション(資産配分)
             →アルファ値              →米国債            →国家破綻予想される事態とスケジュール
             →ボラティリティとベータ値       →分散投資がポイント        →逆張り投資家(コントラリアン)
             →国債のデフォルトは現実的でない    →デリバティブ         →フリーランチ投資家七つの鉄則
             →預金封鎖を想定した資産防衛      →金本位制とドル本位制     →固定相場瀬戸変動相場制
             →国債通貨体制の歴史          →外貨預金のリスクと外貨MMF    →国家破産下では金は使えない
             →買ってはいけないグローバルソブリン  →企業価値とホリエモン     →買ってはいけないグローバルソブリンA
             →インターバンク市場             →人口減少と日本経済      →株価指数
             →ファンド投資会社。投信会社      →財務官僚は国債を買わない   →外為法・外国為替検査
             →金利と利回り             →買ってはいけない個人向け国債 →狭められるオフショア口座開設
             →信用格付け・債券格付け        →マネーサプライ        →出口戦略
             →標準偏差               →海外金融取引の課税強化    →大前研一・ニュースの視点
             →クアドリガ見送り体験         →サギ商品の見分け方      →シャープレシオ
             →タックスヘイブン           →ネバダレポート        →納税者番号・選択性で導入
             →利上げを急ぐなOECD事務総長      →オランダ経由の課税逃れ防止  →メールサポート・ご挨拶
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