海外ファンド・FX・株式投資の基礎知識

 投資にはリスクが伴います。投資対象と配分によっても、結果は全く違います。
 海外ファンドFX株式投資等を始めるにあたって、知っておくべき投資の基礎知識を集めました。

 関連記事

【定期預金や郵便貯金は欠陥商品】

◆理論的支柱「無裁定価格理論」
◆海外投資ファンド利回り20%超のカラクリ
◆安全・安心の海外ファンド活用法
◆海外投資と税金
◆海外ファンドのリスク
◆ネバダレポート
◆投資をしなくても幸せになれる時代は終わった
◆投資を始める前に読んでおきたい名著
◆実際投資に役立つ王道の著
◆定期預金や郵便貯金は欠陥商品
◆ABS/SPC(特別目的会社)
◆ALM(Assets and Liabilities)
◆RR分類と受益証券説明書
◆保護預かり/保管振替制度と単位株
◆株式累投(るいとう)とミニ株
◆証券総合口座とラップ口座
◆金融持ち株会社
◆証券取引所
◆店頭市場とJASDAQ
◆譲渡性預金CDとCP
◆モーゲージ担保証券MBSとCMO
◆EBITとEBITDA
◆IRA(個人退職年金勘定)
◆インデックスと指数裁定取引
◆インデックス運用とインデックスファンド
◆売上高利益率の各種
◆景気指標と先行・遅行指数
◆ゼロクーポン債とコーラブル債
◆株価オプションと株価指数オプション
◆キャピタルゲインとキャピタルロス
◆ファンドの回転率と買戻し手数料
◆グロース投資(成長株)と積極型
◆債券・社債と債券ファンド
◆株式ファンド・インカムファンド
◆純資産と純資産価額/NAV
◆消費者物価指数CPIと生産者物価指数
◆バリュー投資とバリュー型ファンド
◆転換社債型新株予約権付社債(CB)
◆イールドスプレッドとイールドカーブ
◆直接金融と間接金融
◆金利と債券価格
◆金利と為替
◆優先株と劣後債
◆BIS規制と早期是正措置
◆金融商品の型とタイプ
◆リスクを減らす方法@
◆リスクを減らす方法A
◆リスク許容度と期待リターン
◆モノラインとは
◆直接金融と間接金融
◆銀行の業務
◆銀行に対する規制
◆自己資本比率規制
◆証券取引所の機能
◆投資信託の仕組み
◆RTGSと時点ネット決済
◆ヘッジファンド
◆税効果会計
◆モラルハザード
◆金融政策の有効性
◆信用創造
◆ハイパワードマネー
◆スワップ取引
◆オプション取引
◆先物取引
◆証券化
◆外国為替相場とは
◆変動相場制
◆購買力平価説
◆為替レートの変動要因
◆基軸通貨
◆国際収支統計
◆債券収益七つのキーワード
◆外貨建て資産を持つ意味とは
◆外債の元利金支払い不能リスク
◆公開市場操作と預金準備率操作
◆M&A活発化の背景
◆TOB・株式公開買い付け
◆買収防衛策・ポイズンピル
◆MBOが増えている背景
◆投資ファンドとは
◆M&Aとは何だろう
◆トービンのQ
◆X−非効率とM&A
◆商法に導入された株式交換制度
◆M&Aの目的
◆裁定取引リスク・アービトラージャー
◆5%ルールとグリーンメール規制
◆LBOとは
◆白馬の騎士と黒馬の騎士

   

       サラリーマン・サバイバル」 大前研一 著 より

 世界的に有名なコンサルタント会社マッキンゼーで、社長まで勤めた大前研一氏の主張です。
 新世紀の始まりにあたって、これからのサラリーマンがどう考え、どう競争社会に打ち勝っていくべきかについて、思考の変革・生き様改革を提案されています。


■定期預金や郵便貯金は「欠陥商品」である

 金融ビッグバンによって、我々に運用の力が付いてきたときには、政府や会社に運用してもらうよりも、自分でキャッシュを貯め、それを自分で運用したほうがいい、そのほうが納得が行く、ということに必ずなってくる。

 イギリスでもそうなったし、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでもそうなった。

 せっかく日本もビッグバンをやる以上は、公的年金も退職金も全部、たがを外してもらわないと困るのである。

 今、日本人は個人金融資産の30%を生命保険などに入れ、残る70%は銀行の定期預金や郵便貯金に預けている。

 ところが、後者の定期預金や郵便貯金というのは、世界的にも例が無いほど低金利、かつ将来の膨らまし粉がゼロで、面白みの無い、いわば構造的に欠陥のある商品である

     ・・・中略・・・

 つまり、定期預金は、不良債権が完全に処理されるまでの向う5年ぐらいは、構造的に2%以上劣勢に立たされる損な仕組みの商品なのである。

 我々は公的資金で不良債権処理の負担をさせられている上に、低金利を通じて、また負担させられているのである

     ・・・中略・・・


 また、郵便貯金は、民間の銀行を圧迫しているという「民業圧迫論」によって、金利が民間にスライドさせられている。

 郵貯財政投融資で運用されているが、財投は国家による高利貸しで、地方は、約5%の金利を払っている。

 つまり、本来、郵貯は預金者にもっと高い金利を払える実力を持っているのだ。

 しかし、財投資金は”ゆるフン”の国家プロジェクトで、極めてリスクの高い第三セクターや特殊法人に、たくさん突っ込んでいる。

 今のところはまだ表面化していないが、それらが崩壊してきたときには郵貯も崩壊する恐れが有る。

 
 国家が5%を取って預金金利が0.35%ということであれば、我々は納税者としては、5%も持っていかれて、預金者としては0.35%しかもらっていないということ。

 定期預金と同じく、国民は「往復ビンタ」を食らっているのである。

 つまり
国家による一大搾取が行われているわけだ。



■個人で国境を越え、日本の金融機関の数年先を行け

    第二は、インターネットの活用である。

    ビッグバンによって日本人も海外に口座が持てるようになる。
    しかし、実際問題としては海外に投資口座を持つのは難しいので、結果的には
   インターネットを通じて海外と取引することになる。

    インターネットには有名なサイトがいくつもあって、そこにアクセスすれば直接、
   海外の金融商品を購入することができる。

    それを使いこなすことによって、日本の金融機関の数年先を行くことができ、
   日本の金融機関にコミッションを取られなくて済むわけだ。

    日本人のファンド・マネジャーが育つには少なくとも10年はかかるので、その間、
   インターネットは絶対に必要なツールとなる。

     ・・・中略・・・

   外貨だと為替変動のリスクが気になる人もいるだろうが、先進国であればその心配は
   要らない。
    10年、20年経つと、必ず為替の変動の方が金利の差よりも小さくなる。

    しかも、10年物債券の金利から予測すると、日本の超低金利は少なくとも2005年
   ぐらいまでは続くと思われるので、他の先進国通貨で運用したほうが絶対に有利だ。







 サラリーマンを続けながら、複数の収入を持つ人は、数少ないと思います。

 逆に、管理する立場(昔、管理職でした)で考えれば、複数の仕事が持てるほど、甘い負荷では済まされないくらい、厳しい目標を要求する。
   
 ウィークディは、当然毎日深夜帰宅、たまの休日さえ、仕事の遅れを取り戻すために、無給で会社に行くか、家庭でパソコンに向かうことの繰り返し。
 
 こんな状態で、会社人間のみで定年退職を迎えた人が、社会適応に苦労しているTVレポートも目にします。

 さて、あなたは、体が言うことをきかなくなった時の、収入源は確保しましたか?

 北村慶著「外資ファンド利回り20%のからくり」は、誰もが最後は”一人の投資家”になる必要性を説かれています。


 我々の社会は、これから急速な高齢化を迎える。
 これは最も確実な未来予測だ。

 その端緒として、2007年あたりから「団塊の世代」(昭和22〜24年生まれ)が大量に退職を迎える。
 ある試算によると、段階の世代を中心とする5年間の退職者数は7百万人、退職金支払い総額は50兆円とも80兆円ともいわれている。

     リタイヤメントライフを迎えた60歳代の人々にとって、豊かな生活を送るには、
    自分の資産の運用益からキャッシュを手に入れるか、年金に頼るしか術はない。


     定年退職が近付きつつある50歳代にとっても、いわゆるセカンドライフ(第二の人生)
    のスタート地点までにどれだけの資産を積み上げておくことができるかが、
    その後の人生の”経済的な質”を決める
ことになる。

     我々全員が、最後は「一人の投資家」として、資産を運用・管理し、老後の生活
    を送ることになる。
   


 この意味で、あなたの幸せのために、できるだけ早い時期に投資の基礎を学ぶことが望ましいと信じます!

 私が、「いずれ、投資活動のみが収益源」という趣旨の本を読んだのは学生時代、しかも、肝炎で長期入院した後で、慢性化。
 そこで、考えたことは、「とても体は使いものにならない。
 頭で稼げる仕事が必須」ということを、サラリーマン生活を続けながら模索しておりました。
    
 いまなら、ネット社会の浸透によって、僅かの労働時間、小資本、低リスクで起業の道が多数ありますね。
 しかし、その現実の成功率は、数%というところでしょう。
 参入が容易ということは、常に新手の競合に悩まされるということでもあります。
 一時期、当ったとしても、長続きしないかも?

 その点は、海外ファンドは良いですね。
 仲介業者とファンド選定さえ間違わなければ、誰でも年率複利15%を超える成果が得られます。

  






海外ファンド株式相場技法うねり取りFX(外国為替証拠金取引)情報起業料理・グルメお奨め本注文方法筆者特定商取引法サイトマップTOPページ