FX(外国為替証拠金取引)を学ぶ投資の基礎知識を集めました
           <外国為替取引の基礎知識>

<FX(外国為替証拠金取引)・基礎>

【キャリートレードの真髄】

   【07.4.9】

     
     尊敬する為替王さまのブログに下記記載あり。

   『FX取引で外貨投資をしたとき、投資期間が長期になればなるほど
   スワップポイントの効果は無視できない大きさになる。
   それはやがて為替変動による差損益の額を超えて、長期資産形成
   に大きく寄与する


     私のような初心者が、半端な考えで売りヘッジをかけるのは
   間違いかも?


     世界同時株安から誘発された?円高の動きに対し、
   トータル資金の関係から売りヘッジ玉を活用し、収益向上に
   取り組んできました。

     ところが、実績といえば、恥ずかしながら大きくマイナスです。
     ま、勉強と思って気楽に(でもないですが)取り組んできました
   が、結果的には、ジタバタとヘッジ玉を建てた口座がマイナスで
   あるのに対し、極力動かさない方針の口座の成績が良いのです。

     こんな、反省をして、先週木曜日あたりから、売り玉を
   建てないで静観しておりました。

     偶然にも、118円半ばの水準をクリアし、119円半ばまで上昇。
   だいぶ回復してきました。

     驚くべき(当たり前)ことに、損失金額の三分の一は
   スワップポイントで挽回しているのです。

     為替王さまの仰る「為替変動による差損益の額を超えて」までは
   達しませんが、一年もすれば、5円近くストップロスが下がる
   勘定です。

     これは、驚異的なことなんですね(*^_^*)

     ドル円でいえば、一日あたり151円、1年間で55,115円。
   ためしに、グラフ用紙にスワップポイントの線を引いてみました。

     なるほど、なるほど!!

     日々の売買に夢中になっていると気付かないスワップの効果が
   ビジュアルに頭に入ります。

     うーーーーン
   こういうことか。

     なるほど、売って儲けるのは難しいはずだ。


     しかし、待てよ!
   キャリートレードだけでは、スワップポイント(約4.6%)を超えられ
   ないはずだが。

        ・・・・悩む・・・・

     キャリートレードの有利さに加えて、うねりを取る方法は無いのかしら?
     これが、本日の宿題となりました。

【FX両建てのさわさわ戦略】

   限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
   さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
  その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。

   私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
  部分的損切りでポジション減の計画でした。

   さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
   私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
  見ているだけ、となります。

   今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
  たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。

   そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
   スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
  いうのは、心理的抵抗があります。
   反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
  ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)

   留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
   少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
  ほとんどです。

   もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
   このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。

   笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
  損失拡大中です。
   でも、なぜか冷静に見ていられます。

   「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
  損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
  ことですから、愉快なのです。

   「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!つなぎ売買)」
  という相場生活者は多い。
   実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
   頭で理解することとは、違う感覚です。

   買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
  収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
  なること。

   デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
   売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
  トータルで損の上塗りになるリスクがあります。

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