FX(外国為替証拠金取引)を学ぶ投資の基礎知識を集めました
           <外国為替取引の基礎知識>

<FX(外国為替証拠金取引)・基礎>

【使ってみましたヘッジ取引】

   【07.1.19】
 
     FXオンラインジャパンと太平洋物産のヘッジ注文を出してみました。
     FXオンラインジャパン社は、仕組みの中に最初からヘッジ取引が
   できるようになっています。


     太平洋物産は、全く別の口座として(第二口座)、ヘッジ取引
   ができます。

     同一口座内の通常注文だと、取引がクローズされてしまいます。
     第二口座は、別口座ですから、入金か第一口座からの資金移動
   が必要です。
     この指示は、電話後、数時間で完了しました。

     さて、二社を比較すると、使い方に差が出てまいります。
     FXオンラインの方は、最初から仕組みがあるだけに、使い勝手
   の面で一歩先を行きます。
     資金源が同一ですから、ヘッジすれば放っておいて大丈夫です。
     片方の損失額は、ヘッジ玉の利益となるわけです。

     対して、第二口座の太平洋物産では、ヘッジ玉の利益は、
   第一口座とは切り離されておりますので、余裕がない場合は、
   第二口座から資金移動しマージンコールを避けなければなりません。
     システムも別に起動する必要があり、慣れるまでやっかいですね。

     逆に、第二口座のメリットとしては、指示ミスが少ないと思われます。
     FXオンラインでは、注文の度に「ヘッジマーク」にチェックを入れるか
   否か神経を使います。
     ちょっと油断すると、ヘッジのつもりが思わぬ建て玉をクローズする
   ことになります。

     また、指値幅の大小で、使い勝手に優劣があります。
     FXオンラインでは、システム上5銭以内の指値はできません。
     対する太平洋物産では1銭差で指値できます。
     僅かの差ですが、個人的には太平洋物産優位と認めます。

【FX両建てのさわさわ戦略】

   限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。
   さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、
  その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみでロスカットに耐える守備範囲があります。

   私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104〜80、守備範囲は79〜60、60以下は
  部分的損切りでポジション減の計画でした。

   さわさわ戦略の根幹は、変動を機械的に収益にすること。
   私の計画では、80円以下では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて
  見ているだけ、となります。

   今回の急な円高を100年に一回の例外と表現する方もおられますが、
  たとえ1000年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。

   そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
   スワップポイントの累積効果を分かっているつもりですから、「高金利通貨を売る」と
  いうのは、心理的抵抗があります。
   反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通り、の行動
  ともいえます。下げトレンドが続いていればの話ですが(-_-;)

   留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
   少なくとも過去の2年間の日足を見る限りでは、底で急激に反転する場合が
  ほとんどです。

   もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須です。
   このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。

   笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、
  損失拡大中です。
   でも、なぜか冷静に見ていられます。

   「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの
  損が広がるということは、その数十倍有る買いポジションの利益が拡大している
  ことですから、愉快なのです。

   「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て!つなぎ売買)」
  という相場生活者は多い。
   実は、この感覚は持って見ないと分かりません。
   頭で理解することとは、違う感覚です。

   買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで
  収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットと
  なること。

   デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
   売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数(収益幅)が少ない場合、
  トータルで損の上塗りになるリスクがあります。

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