学校では決して教えないことですが、お金に関する知識の有無は、人生を左右すると言っても過言ではないでしょう。 |
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「スマートマネー流 株式選択術」 ネリー・S・ファン+ピーター・フィンチ著 より ■バリュー投資(割安株投資) value investing バリュー型の投資家は「株式市場のバーゲンハンター」である。 売りたたかれて当期利益や法人資産に対して割安になった株を好む。 よって、配当利回りが高いか、低PER(株価収益率)あるいは 低PBR(株価純資産倍率)の株を買い付けるのが普通だ。 バリュー投資とグロース投資(成長株投資)は投資スタイルが正反対である ことが多いせいか、業界での人気は持ち回りとなっている。 つまり、ある年にグロース投資が大流行したと思ったら、翌年には バリュー投資が優勢になるといった具合だ。 ■バリュー型ファンド(割安株ファンド)value funds 市場が見落としているような企業を好んで買い付けていくファンド。 ファンドが好むのは業績的に目立たない企業、すなわち景気サイクルに あわせて好不況の波が訪れる鉄鋼・自動車メーカーなどの循環株で、 こうした株がサイクル下降期の底付近にあるときに拾い集めていく。 ただし、最大のリスクは、「埋もれているお宝」をせっかく見出したのに、 そのまま埋もれてしまい、誰にも認めてもらえないことがあることだ。 とはいえ、バリュー型のファンドマネジャーはいったん買ったら、株価が上向き に転じるまで保有するため、経費率もポートフォリオの回転率も低い。 従って、税金を取られたくない保守派の投資家向きのファンドといえる。 |