海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

【物価変動と資産価値】

                   「図解雑学 通貨と経済」 野村茂治 著

 ●インフレとデフレ

     基本的に、景気が良くなると物価は上がり、景気が悪くなると物価は
   下がります

     ただし、景気とともに、すぐに物価が変動するわけではなく、景気が
   上向きでも物価が上がらないこともあり、また、不況にもかかわらず、
   物価が上昇することも有ります。

     いずれにしても、物価は常に変動しているものなので、緩やかに
   上下動を繰り返している分にはそれほど問題では有りません。
     しかし、物価の急激な上昇や、継続的な下落は様々な問題を
   引き起こします。

     物価が継続的に上がることを、インフレーションといい、略してインフレ
   と呼ばれています。
     逆に、物価が継続的に下がることをデフレーション、略してデフレ
   と呼ばれています。
     どちらとも,あらゆる財の価格が上がるか,下がるという現象のことです。
     ある特定の財の人気が高まった結果価格が上がるとか、企業の努力
   で生産コストが引き下げられた結果、値下がりが発生するのとは
   異なります。



 ●物価の変動と金融資産の価値
     
     物価が変動した場合に金融資産の価値がどうなるかを説明しておきます。

     いまBさんが、Aさんに10万円貸したとします。
    すると、次の年にインフレが発生して物価が10倍になりました。
     Aさんは借金が軽くなったことになりますが、Bさんにとっては、金融資産
    の価値が10分の一に減少したことになります。

     逆に、デフレが発生して、物価が10分の一になったと想定すると、今度は
    、Aさんにとって借金の重さが10倍になり、Bさんの金融資産価値が10倍
   に高まることになります。



    <<「戦争経済に突入する日本」 副島隆彦著 254ページ〜から抜粋します>>

     迫りくる日本国内の金融・経済情勢不安を乗り切るためにも、欧米の資産家の人達が歴史的に利用
  してきた、伝統あるオフショア非課税金融特区タックスヘイブン)を日本人もどんどん活用すべきである。


    金融は完全に自由化されているのだから、日本の資産家達が自分の責任で海外の優れた金融商品
  を買って、安全な投資を心がけるのは当然なことである。
           ・・・中略・・・
    なぜユダヤ人が歴史的にヨーロッパでこれほど嫌われたかは、貨幣や国債や信用制度の発達と
  深く関わっているからである。
    だから世の中の全ての話は、お金の貸し借りと資金の運用を中心に出来上がっているのである。
    この点においては国家も個人も差はない。
    だから命の次に大事であるといわれるお金の話こそは、恥ずかしがったり照れたりしないで、
  真正面からみんなで真剣に公然と行わなければならないのである。
    金の話を汚いことだと思って、避けて通ろうとしている人の生き方を、知的で高級だなどと
  思い込んでいるうちは大した人間ではない


    ヨーロッパ諸国の宮廷ユダヤ貴族達が、長い年月をかけて強固に作り上げてきたのが
  現代の金融システム
である。
    彼らは財務官僚として公式の仕事をする以外に、自分達だけは、こっそりと特権を王様からもらって、
  世界各地域に散らばっている貿易の拠点となった「自由貿易港フリーポート、香港やシンガポール、
  日本で言えば戦国時代の堺の港)」に、自分達の資金の隠し場所をこっそりと作った。
    これが「オフショアoffsyore)」の始まりである。

    この「オフショアマネーセンター」は、「金融特区」とも呼ばれ、自由港フリーポートとして
  関税タリフ貿易税)が極めて安いことと同時並行になっている。
    現在も、国際ユダヤ銀行家や各国の主要な財界人たちが、このシステムの統括、
  総元締めを受け継いでいる。

    日本人も、もっとこうした世界基準での資産管理の真実と、その現状をよく理解しなくてはならない。
    そして、国内での生活資金と海外で保全すべき資産とを、賢く分散する考え方を徐々に
  身につけなければいけない。

    自分の資産防衛の選択肢として、こうした外国への資金投下が今後、ますます重要に
  なってゆくだろう。

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             →三面等価の原則            →有効需要の原理        →財政政策の総需要拡大効果
             →財政政策のマイナス面         →ケインズ学派の金融政策    →流動性のワナ
             →新古典派経済学の考え方        →学派別金利決定理論      →大量の国債発行
             →国債の価格と金利           →国債の種類          →国債管理政策
             →景気とは               →個人向け国債元本割れなくす  →経済成長率
             →景気動向指数             →景気循環           →景気循環に関する理論
             →景気対策の根拠と方法         →金融政策と景気        →消費者物価指数・CPI
             →卸売物価指数とGDPデフレータ      →物価変動と資産価値      →インフレの原因と問題点
             →デフレの原因と問題点         →預金封鎖の可能性       →スタグフレーション
             →外国為替と内国為替          →外国為替レートと為替リスク  →外国為替による決済
             →外国為替市場の参加者と実態      →対顧客市場          →先物為替取引
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