海外のお金持ちが投資する海外ファンド(ヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。 |
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「図解雑学 通貨と経済」 野村茂治 著
●為替レート 内国為替レートとは異なるもう一つの大きな特徴として、外国為替には 通貨の交換と、その交換比率が必要になる、ということがあげられます。 異なる通貨を交換するには、お金の機能として必要な価値の尺度を 一定に保つための交換比率を決めなくてはなりません。 例えば、日本とアメリカであれば、1ドル=100円と決めておけば、 100ドルの本は1万円だということが分ります。 このような交換比率のことを為替レートと呼びます。 現在は、多くの国で為替レートが変動する変動相場制を採用しています。 なぜ為替レートが変動するかというと、通貨は外国為替市場という市場 で売買されており、通貨の需要と供給によって為替レートが形成されている からです。 つまり、通貨の交換というのは円を売ってドルを買うということです。 ●為替リスク 為替レートの変動は、外国為替にリスクをもたらします。 例えば、1ドル=100円のときに商品を輸出する契約をしたのに、 決済が行われる段階で、1ドル=80円になっていたら、受け取る代金が 減ってしまいます。 このように、為替の変動に伴って損失を被るかもしれない可能性を、 為替リスクと呼びます。 ただし、リスクがある反面、利益を得る可能性もあるので、外国為替は 投機の対象にもなります。 輸出や輸入などの取引に伴って通貨を売買するのではなく、通貨の売買 を通じてキャピタルゲインを得ようとする取引は、スペキュレーション取引 と呼ばれています。 |
<<「戦争経済に突入する日本」 副島隆彦著 254ページ〜から抜粋します>>
迫りくる日本国内の金融・経済情勢不安を乗り切るためにも、欧米の資産家の人達が歴史的に利用
してきた、伝統あるオフショア非課税金融特区(タックスヘイブン)を日本人もどんどん活用すべきである。
金融は完全に自由化されているのだから、日本の資産家達が自分の責任で海外の優れた金融商品
を買って、安全な投資を心がけるのは当然なことである。
・・・中略・・・
ヨーロッパ諸国の宮廷ユダヤ貴族達が、長い年月をかけて強固に作り上げてきたのが
現代の金融システムである。
彼らは財務官僚として公式の仕事をする以外に、自分達だけは、こっそりと特権を王様からもらって、
世界各地域に散らばっている貿易の拠点となった「自由貿易港(フリーポート、香港やシンガポール、
日本で言えば戦国時代の堺の港)」に、自分達の資金の隠し場所をこっそりと作った。
これが「オフショア(offsyore)」の始まりである。
この「オフショアマネーセンター」は、「金融特区」とも呼ばれ、自由港フリーポートとして
関税タリフ(貿易税)が極めて安いことと同時並行になっている。
現在も、国際ユダヤ銀行家や各国の主要な財界人たちが、このシステムの統括、
総元締めを受け継いでいる。
日本人も、もっとこうした世界基準での資産管理の真実と、その現状をよく理解しなくてはならない。
そして、国内での生活資金と海外で保全すべき資産とを、賢く分散する考え方を徐々に
身につけなければいけない。
自分の資産防衛の選択肢として、こうした外国への資金投下が今後、ますます重要に
なってゆくだろう。
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