海外のお金持ちが投資する海外ファンド(ヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。 |
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「図解雑学 通貨と経済」 野村茂治 著
●デフレの原因 デフレは不況になって物が売れなくなり、供給過剰になると発生します。 不況になると消費者は支出を控えます。 物が売れないので、企業は設備投資を減らし、賃金を下げて、 利益が減るのを覚悟で仕方なしに価格を下げます。 しかし、賃金などのコストを下げるにも限界があるので、企業は 人員整理を行います。 失業の可能性によって、消費者は支出を控えるようになり、需要が 螺旋的に低下していくデフレスパイラルに陥ります。 デフレの要因には、海外から低価格の輸入品が流入してくることも 挙げられます。 また、土地や株の値段が下がることによる資産価値の低下も 需要を縮小させるので、デフレの要因といえます。 ●デフレの影響と問題点 デフレが続くと、インフレとは逆に、貨幣の実質価値が上がるため、 消費者は支出を引き伸ばし、貯蓄を選考するようになります。 各消費者は、貯蓄することが最適な選択だと思っていますが、 経済全体の拡大のために、個人が支出を増やして消費を増やさないと 何時までも不況は続き、デフレが進行します。 このように、個人にとって最適な選択が、経済全体にとっては 良い結果とはならないことを合成の誤謬といいます。 デフレになると金融資産の価値が上がるので、債務者にとっては 実質的に借金の負担が重くなります。 借金が重くなれば、返済で手一杯になり、投資よりも返済が優先 され、需要拡大に結びつく行動が抑制されます。 このように、実質的な借金の負担が重くなることと、デフレが及ぼす 影響が更なる不況の悪化を招くことがデフレの問題点といえるでしょう。 |
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<<「戦争経済に突入する日本」 副島隆彦著 254ページ〜から抜粋します>>
迫りくる日本国内の金融・経済情勢不安を乗り切るためにも、欧米の資産家の人達が歴史的に利用
してきた、伝統あるオフショア非課税金融特区(タックスヘイブン)を日本人もどんどん活用すべきである。
金融は完全に自由化されているのだから、日本の資産家達が自分の責任で海外の優れた金融商品
を買って、安全な投資を心がけるのは当然なことである。
・・・中略・・・
なぜユダヤ人が歴史的にヨーロッパでこれほど嫌われたかは、貨幣や国債や信用制度の発達と
深く関わっているからである。
だから世の中の全ての話は、お金の貸し借りと資金の運用を中心に出来上がっているのである。
この点においては国家も個人も差はない。
だから命の次に大事であるといわれるお金の話こそは、恥ずかしがったり照れたりしないで、
真正面からみんなで真剣に公然と行わなければならないのである。
金の話を汚いことだと思って、避けて通ろうとしている人の生き方を、知的で高級だなどと
思い込んでいるうちは大した人間ではない。
ヨーロッパ諸国の宮廷ユダヤ貴族達が、長い年月をかけて強固に作り上げてきたのが
現代の金融システムである。
彼らは財務官僚として公式の仕事をする以外に、自分達だけは、こっそりと特権を王様からもらって、
世界各地域に散らばっている貿易の拠点となった「自由貿易港(フリーポート、香港やシンガポール、
日本で言えば戦国時代の堺の港)」に、自分達の資金の隠し場所をこっそりと作った。
これが「オフショア(offsyore)」の始まりである。
この「オフショアマネーセンター」は、「金融特区」とも呼ばれ、自由港フリーポートとして
関税タリフ(貿易税)が極めて安いことと同時並行になっている。
現在も、国際ユダヤ銀行家や各国の主要な財界人たちが、このシステムの統括、
総元締めを受け継いでいる。
日本人も、もっとこうした世界基準での資産管理の真実と、その現状をよく理解しなくてはならない。
そして、国内での生活資金と海外で保全すべき資産とを、賢く分散する考え方を徐々に
身につけなければいけない。
自分の資産防衛の選択肢として、こうした外国への資金投下が今後、ますます重要に
なってゆくだろう。
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