海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

【スタグフレーション】

                   「図解雑学 通貨と経済」 野村茂治 著

 ●石油ショックの影響

     不況であるにもかかわらず、物価が上昇することがあり、これを
   スタグフレーションといいます。

     スタグフレーションが発生する過程を総需要曲線と総供給曲線の
   枠組みで考えて見ましょう。
     一般的に物価が上昇する場合、二つのケースが考えられます。
     一つは、総需要が何らかの要因(政府支出の増加など)で増大した
   ときで、この場合総需要曲線は右側にシフトし、物価とともにGDP
   上昇します。

     もう一つは供給側に変化が有った場合です。
     1973年にOPECによって石油価格が4倍に引き上げられました。
     これは即座に生産コストの上昇を引き起こし、総需要曲線を左側に
   シフトさせ、その結果、実質GDPは減少し物価は上昇しました。



 ●なぜ不況でも物価が上がるのか
     
     石油価格の引き上げは、エネルギー源である石油をほとんど輸入
   に依存している日本経済にとって、初めての経験で大きなショック
   でした。

     政府当局は、石油価格の上昇或いはその供給制約から来る不況
   を恐れて、積極的な需要拡大政策を行いました。

     この点が、これまでの単なる生産コストの上昇からくる総供給曲線
   の左側シフトと異なっている点です。

     一般的に、総供給曲線が左方にシフトするような状況では、
   産出量の減少から失業者が発生しますが、時間の経過とともに
   賃金と物価が低下して景気は回復に向かいます。
     ところが、石油ショックによる物価上昇は、需要拡大政策が
   行われたため、比較的長い期間持続してしまいました。

     実際1979年にも石油価格が引き上げられましたが、エネルギーの
   節約や合理化によって対処され、スタグフレーション
   起きませんでした。




    <<「戦争経済に突入する日本」 副島隆彦著 254ページ〜から抜粋します>>

     迫りくる日本国内の金融・経済情勢不安を乗り切るためにも、欧米の資産家の人達が歴史的に利用
  してきた、伝統あるオフショア非課税金融特区タックスヘイブン)を日本人もどんどん活用すべきである。


    金融は完全に自由化されているのだから、日本の資産家達が自分の責任で海外の優れた金融商品
  を買って、安全な投資を心がけるのは当然なことである。
           ・・・中略・・・
    ヨーロッパ諸国の宮廷ユダヤ貴族達が、長い年月をかけて強固に作り上げてきたのが
  現代の金融システム
である。
    彼らは財務官僚として公式の仕事をする以外に、自分達だけは、こっそりと特権を王様からもらって、
  世界各地域に散らばっている貿易の拠点となった「自由貿易港フリーポート、香港やシンガポール、
  日本で言えば戦国時代の堺の港)」に、自分達の資金の隠し場所をこっそりと作った。
    これが「オフショアoffsyore)」の始まりである。

    この「オフショアマネーセンター」は、「金融特区」とも呼ばれ、自由港フリーポートとして
  関税タリフ貿易税)が極めて安いことと同時並行になっている。
    現在も、国際ユダヤ銀行家や各国の主要な財界人たちが、このシステムの統括、
  総元締めを受け継いでいる。

    日本人も、もっとこうした世界基準での資産管理の真実と、その現状をよく理解しなくてはならない。
    そして、国内での生活資金と海外で保全すべき資産とを、賢く分散する考え方を徐々に
  身につけなければいけない。

    自分の資産防衛の選択肢として、こうした外国への資金投下が今後、ますます重要に
  なってゆくだろう。

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