学校では決して教えないことですが、お金に関する知識の有無は、人生を左右すると言っても過言ではないでしょう。 |
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「初心者のためのやさしい金融」 塚崎公義・山澤光太郎 著 中央銀行の民間に対する負債をハイパワード・マネー(マネタリーベース)と呼ぶ。 「市中銀行が中央銀行に預けている準備預金」と「中央銀行の市中残高」の 合計がこれにあたる。 中央銀行の貸し出し、国債買いオペなどがあると増加する。 我々が日常使っているお札は、正式名称を日本銀行券といい、平たく言えば 日本銀行の借用証書です。 お札を日銀に持っていっても、金塊がもらえるわけではなく、せいぜい新札と 取り替えてくれるくらいです(こういうお札を不換紙幣と呼びます)から、借用証書 を持っているというイメージがわきにくいかもしれませんが、日銀の決算書には 日銀券の持ち主に対する負債を示す「発行銀行券」という項目がたしかに有ります 日本の銀行の民間に対する負債としては、日銀券のほかに、民間銀行が日銀 に預けている預金(準備預金)があります。 これは基本的には我々の銀行預金が、銀行の我々への負債であるのと同様に 、銀行の準備預金は日銀の負債だというわけです。 銀行が日銀に「預金を下ろすから現金を下さい」というと、日銀は準備預金の 残高を減らし、同額の現金をくれます。 我々が使っている現金は、こうして世の中に出回っているのです。 日銀券の発行量と準備預金の残高は、どちらも日銀の負債ですから、併せて ハイパワード・マネー(マネタリーベース)と呼びます。 銀行が準備預金を下ろして日銀から現金を受け取っても、日銀にとっては 準備預金という負債を減らす一方で日銀券という借用証書を渡しているだけで、 負債額すなわちハイパワードマネーの残高には変化がありません。 |
■投資基礎 →投資をしなくても幸せになれる時代は終わった →投資を始める前に読んでおきたい名著 →実際投資に役立つ王道の著
→定期預金や郵便貯金は欠陥商品 →ABS/SPC(特別目的会社) →ALM(Assets and Liabilities)
→RR分類と受益証券説明書 →保護預かり/保管振替制度と単位株 →株式累投(るいとう)とミニ株
→証券総合口座とラップ口座 →金融持ち株会社 →証券取引所
→店頭市場とJASDAQ →譲渡性預金CDとCP →モーゲージ担保証券MBSとCMO
→EBITとEBITDA →IRA(個人退職年金勘定) →インデックスと指数裁定取引
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