学校では決して教えないことですが、お金に関する知識の有無は、人生を左右すると言っても過言ではないでしょう。 |
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「初心者のためのやさしい金融」 塚崎公義・山澤光太郎 著 あらかじめ定められた価格(行使価格)で、将来の一定期限までに、証券などを 買う権利、または売る権利をオプションと呼ぶ。 オプションの権利者は、「その価格で買っても良いし買わなくても良い」といった 選択権を有する。 例えば、「あなたの持っている株を1000円で買いたいが、決心がつかない。 一ヶ月以内に私が買いたいといったら1000円で売ってくれると約束して欲しい。 約束してくれるなら、10円払おう。」という取引によって、買い手はオプション (買うか買わないかの選択権)を得たわけです。 選択権の対価として支払った10円のことは、オプションのプレミアムと呼びます。 これにより、株価が大きく上がれば買主は大きく儲かりますが、大きく下がっても 、プレミアムの10円だけの損ですみます。 買わないほうを選択すれば、値下がりによる損は被らないからです。 これは一見オプションを持っている人に有利な契約に見えますが、そうでも ありません。 株価が動かなければプレミアムの分だけ損をするので、得だとは言い切れない からです。 実際には、オプションを持つ人も与える人もプロ同士が複雑な確率計算をして、 プレミアムを何円にしたらお互いの損得が平等になるかを考えながら取引している わけです。 あらかじめ定められた価格で証券などを買う権利をコールオプション、売る権利 をプットオプションと呼びます。 いずれの場合も、プレミアムを払って権利を持つ人と、プレミアムをもらって権利 を与える人がいるわけです。 |
■投資基礎 →投資をしなくても幸せになれる時代は終わった →投資を始める前に読んでおきたい名著 →実際投資に役立つ王道の著
→定期預金や郵便貯金は欠陥商品 →ABS/SPC(特別目的会社) →ALM(Assets and Liabilities)
→RR分類と受益証券説明書 →保護預かり/保管振替制度と単位株 →株式累投(るいとう)とミニ株
→証券総合口座とラップ口座 →金融持ち株会社 →証券取引所
→店頭市場とJASDAQ →譲渡性預金CDとCP →モーゲージ担保証券MBSとCMO
→EBITとEBITDA →IRA(個人退職年金勘定) →インデックスと指数裁定取引
→インデックス運用とインデックスファンド →売上高利益率の各種 →景気指標と先行・遅行指数
→ゼロクーポン債とコーラブル債 →株価オプションと株価指数オプション →キャピタルゲインとキャピタルロス
→ファンドの回転率と買戻し手数料 →グロース投資(成長株)と積極型 →債券・社債と債券ファンド
→株式ファンド・インカムファンド →純資産と純資産価額/NAV →消費者物価指数CPIと生産者物価指数PPI
→バリュー投資とバリュー型ファンド →転換社債型新株予約権付社債(CB) →イールドスプレッドとイールドカーブ
→直接金融と間接金融 →金利と債券価格 →金利と為替
→優先株と劣後債 →BIS規制と早期是正措置 →金融商品の型とタイプ
→リスクを減らす方法@ →リスクを減らす方法A →リスク許容度と期待リターン
→モノラインとは →直接金融と間接金融 →銀行の業務
→銀行に対する規制 →自己資本比率規制 →証券取引所の機能
→投資信託の仕組み →RTGSと時点ネット決済 →ヘッジファンド
→税効果会計 →モラルハザード →金融政策の有効性
→信用創造 →ハイパワードマネー →スワップ取引
→オプション取引 →先物取引 →証券化
→外国為替相場とは →変動相場制 →購買力平価説
→為替レートの変動要因 →基軸通貨 →国際収支統計
→債券収益七つのキーワード →外貨建て資産を持つ意味とは →外債の元利金支払い不能リスク
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