海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

<海外ファンド活用法・基礎>

逆張り投資家

                 「スマートマネー流株式選択術」 ネリー・S・ファン+ピーター・フィンチ著

 ■逆張り投資家 contrarian

      特定の時期において大方の投資家とは逆の動きをする投資家。

      逆張り派によると、だれもが「こうなる」と確信を持っているときは、そのとおりにならない
     のもだという。

      というのも、「相場は上がる」と言っている人が一斉に大枚をはたいて投資に向かうと、
     あとはもう資金が続かなくなるため、そこが天井となる。

      逆に、みんなが下がると見ているときは、すでに売るだけ売ってしまっているため、
     相場はもう上がるしかない。

      逆張り投資にはバリュー投資と多くの共通点があるが、違いもある。
 
      逆張り派が買う株は単に安いだけでなく、思い切り嫌気売りされている株である。
     だから、リスクも高いが、儲かる可能性も高い。


   この本の著者は、理論派である。
  銘柄選択においても、理屈で選別していく方法を述べている。

   対して、私は相場技術論者でありまして、上記の説明には多いに違和感を
  覚えました。

   「大方の投資家とは逆の動きをする」との定義すら、あやしい。
   市場で値が付く時は、売っている人と、買っている人は同数である。
   (正確な表現は、売り玉と、買い玉は同数である)
   このとき、逆張り派と順張り派をどう識別するのであろうか?

   「バリュー投資と多くの共通点」という所も、多いに違和感がありますが、
   いろんな考え方があって成り立っている相場の世界ですから、こんな考え方も
   あるのか・・と、受け入れることにしましょう。


   相場技術論では、逆張りは、短期トレンドに逆行、「下げれば買い」、
  「上げれば売り」です。
   順張りは、短期トレンドの順行、「上げれば買い」、「下げれば売り」です。

   
「逆張り」は、精神的にきついのですが、利益は得易いやり方といわれています。
    私の株の「うねり取り」は、方針が誤って撤退するとき以外は、逆張りで一貫して
   います。
  
    反対に、為替相場では、抵抗線を突破した場合、大きくそのトレンドが持続
   することが多く、「順張りでないと生き残れない」という考え方もあります。

    
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    ☆☆☆☆☆☆☆☆ 投資の基礎知識 投資信託運用成績低迷 ☆☆☆☆☆☆☆☆
    昨年までは、政府方針の「貯蓄から投資へ」の流れを受けたのか?、
   ゼロ金利の銀行預金を避け、外貨建ても含め投資信託(投信)への資金流入が
   活発でした。
    特に、グローバルソブリンに代表される毎月分配型の投信へは、加速度的な
   資金流入がみられました。

    ところが、昨年(07年半ば)以降、サブプライム問題が顕著になり、世界中の
   金融機関への影響が避けられなくなるに従い、株安、
   円高(高金利通貨へのキャリートレードの巻き直し)、リスク資産
   への投資削減と、投資信託の不調が目立つようになりました。

    07年度末の公募株式投信の純資産総額は66.8兆円(投資信託協会)。
    06年末に較べると、プラス11.1兆円で過去最高です。

    全体としては、日本の株式で運用する投信は不振でしたが、中国やインドなど
   新興国の株式で運用する投信や、海外の高金利通貨で運用する投信が
   好調でした。

    ところが、半期別の資金純増額を見ると、年前半1〜6月の10.4兆円増から、
   後半7〜12月は4.2兆円増と6割減。

    この背景には、米国のサブプライムローンから派生したデリバティブ
   (低格付け債券と高格付け債券を融合させた商品を、再び、組み合わせた)
   商品が世界中に販売され、減価が算定できなくなった。
    
    会計は、時価会計が原則であるから、その損失額を算定するため売りに出すも
   買い手不在で値付かず。
    これが、世界的にモノライン(金融保証会社)まで巻き込んだ金融市場の
   信用収縮懸念、景気減速懸念を引き起こした。

    そして株式や不動産などの相場が昨年夏以降、急激に不安定になり、
   運用環境が大幅に悪化しました。

    特筆すべきは、リスク限定型投信では株価急落によって、
   日経平均株価など予め決められた水準(ノックイン価格)を
   下回り、元本保証が消滅した商品が多発しているようです。

    安定志向の投資家に好まれる傾向がありますが、ノックイン価格を下回ると
   元本割れする可能性が高くなるというリスクは、忘れてはなりません。

    むしろ、ノックインなどという概念が不要な、オルタナティブ(全天候型)投資
   を選ぶべきではないでしょうか?
    上がるだけでなく、必ず下がる時もある相場の世界において、
   「(空売りを交えないで)買いのみで利益を上げる」というのは、
   不可能ではないが、限りなく難しいというのが、個人的考えです。

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