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技術の習得には、「カラダを動かす」繰り返しが必須。 林輝太郎先生のご著書には、それぞれの内容によって重複するところがありますが、技術というものを表現するには、当然と思いますし、逆に多くのご本を拝見することで、理解を深めることが出来ます。 ● 株式上達セミナー 林輝太郎著 同友館 本書は、相場に対する考え方、具体的な売買方法、相場への努力のエネルギーの向け方、実例・・・ と、大変濃い内容である。 読み始めると、一気に引き込まれてしまうが、それでもあまりにも多岐にわたる深い内容のため、数回は目を通されたい。 私は、濃い内容の本を理解する時は、プレゼンテーションソフト (PowerPoint)を使い、最初に目次を全て打ち込み、次に印象に残ったキーワード或いはキー項目を著者の主張レベルを意識しながら並べます。 出来上がった表を再度読み込んで、内容の理解を深めます。 例示しますと →愛読相場書のまとめ方 相場技法は、体験の繰り返しを要しますから、体験後再び 読んだ時に印象に残ったキーワード等を書き加えます。 時には、記入したキーワードが間違っていて、より重要項目を見落としている場合もあります。 実践→納得→修正→実践→納得→修正と、何度も繰り返すことで、林先生の主張されることを理解し、身に付けられると信じます。 ● 売りのテクニック 林輝太郎著 同友館 株式というと、すぐに「買い」という言葉が浮かぶが、「売り」という概念が欠落していては、全くダメということを自覚させてくれます。 「買ったものは売る」、「空売りしたものは買い戻し」て、一連の動作を終結させなければならないものです。 従って、「売り」の概念が存在しないのは、株式投資活動とは呼べない。 「買い」より、むしろ「売り」を率先して学ぶ必要があります。 私は、この本から相場の公理 『上がった株は、必ず下がる 下がった株は、上がるとは限らない』 を学んで、売り好きになりました。 株式相場を志すかぎり、一度は読んでおくべき著書でしょう。 ● あなたも株のプロになれる 立花義正著 青潮出版 この本は、上場会社の次長だった立花氏が、独学で身に付けた短期売買の手法です。 売り買い両方(のこぎり)を狙い、両建てで相場感覚を受け止めます。 相場への姿勢、格言、考え方等読み易い部分もありますが、核心部は相場技法バリバリで、初めは理解し難いと思います。 ある程度、実践経験を積んでからのほうが、読みやすいかも知れません。 私は、著書に書いてある全ての期間にわたって、終値の折れ線グラフを作成し、売買の建て玉と残玉を記入して、立花氏の相場技法を追っかけました。 場帖、売買譜から分析できたことは、リズムで試し玉を入れ、感触が悪ければ損切り、良ければ増し玉し、うねりに乗る(波乗り)方式です。 玉の入れ方、増し玉のタイミングに一定の法則が見られます。 いつも、同じ(ような)玉数なのです。 おそらく、現有する「感覚売買の著書」の、極致かもしれません。 ●うねり取り入門 林輝太郎著 同友館 「相場技法うねり取り」を学ばれる方には、是非お奨めします。 「三月またがり六十日」という言葉が、プロの間にあるそうです。 FAI投資法の連載に「五十一年からの九年間の、500円以下の400銘柄で、10%以上の波動を見せた2560件の事例で、その波動の実日数の平均は59.6日、それより小さい波動は、29.1日」という調査がある。 株式相場には、平均すれば、60日程度の周期が統計的に証明されています。 この波動を利用して、収益に結びつける技術が、「うねり取り」です。 個人的には、おそらく、初心者がもっとも入り易く、習得も、比較的容易な技法と考えております。 道具、資料についても、銘柄固定の私のやり方では、ネットからの最小限の情報で済みます。 新聞すら読まなくても、可能です。 林輝太郎先生のご著書には、考え方からやり方まで、非常に判り易く書いてあると思います。 「うねり取り」の習得は誰でもできます。 理論→実践→納得→理論と、あきずに繰り返せば、必ず習得できます。 ● FAI投資法 林知之著「究極の低位株投資術 FAI投資法」には、下げきった低位株から、2倍に値上がりする銘柄を発掘して投資し、利益を確実にものにするという、嘘のような、すばらしい投資法である、とあります。 業績の悪化した株は、長期間低迷したあと、業績の回復とともに、2倍、3倍と、大きく値上がりします。 その上げの内、一番容易かつ安全に取れる”一段上げ”をとるのが、FAI投資法です。 FAI方式のポイントは、「30項目のルール」と月足グラフによる銘柄選定と、場帖による相場感覚の養成です。 低位株ですから、上がる可能性と同時に、破綻の恐れも有りますから、銘柄選定が重要です。 この選定技術を磨くとともに、場帖(場帳)によって購入タイミングを習得します。 確実な銘柄選択は、林投資研究所の会員になることです。 「研究部会報」を読めば、注意銘柄、買銘柄全て判ります。 ●中源線建玉法 林輝太郎著 林投資研究所発行 |
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