海外のお金持ちが投資する海外ファンド(ヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。 |
||
「図解雑学 通貨と経済」 野村茂治 著
国債は、一般的な債券と同様に額面と表面利率が決められて おり、また、償還期限によって様々な種類が発行されています。 国債にも、発行市場と流通市場があり、売買価格と、金利の 関係は、債権の基本的な考え方を当てはめることが出来ます。 つまり、市場の金利が上がって国債以外の金融商品のほうが 利回りがよければ国債の流通価格が下がり、新規に発行される 国債の表面利率が上がります。 ただし、発行額が最も高い10年物国債の利子率は 金融市場の長期金利の目安とされているため、 民間の企業が発行する債券のように、市場の需給関係のみ によって金利を決められるものでは有りません。 例えば経済が不況のとき国債の利子率が上がると、民間の 貸出金利も高くなり、景気を一層悪化させてしまうような影響力 を持っています。 |