【メールサポートQ&A:自社株買い】

【ご質問です】

 お世話になります。
 先日のメールでFAIに適する銘柄とうねり取りに適する銘柄等、技法によって違うというお返事をいただきました。
 私も銘柄一つに絞っていこうと思いました。
 過去にJSRをよく売買したことがあり、自分としてはわかりやすいのでは、という気持ちになりました。

 ところが、株主総会で総数200万株の自社株買いを行うことをJSRのホームページより知りました。
 6/6(今日)〜9月頃までだそうです。
 需給関係がよくなり、自社株買い=株があがるとよく言われるのですが、 実際は株が取得される3ヶ月あまりというのは、株価の変動が少ないのですか?
うねり取りには適さないのでしょうか?

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【お答えします】
 ご質問、ありがとうございます

 「銘柄を一つに絞る、しかも、なじみの銘柄にする」ことは、大賛成です。
 相場は微妙なもの。少しでも、精神の動揺を抑えられることが重要です。

 「自社株買い」でどういう影響が出るのか?
 私の知識はCSK限定ですので、他の銘柄にあてはまるのかは、不明です。
 過去数回の事例では、上限の算定値まで上がることが多かった、と記憶しております。

 しかし、見方を変え、相場全体の上昇基調の影響を取り除いて、どの程度上がったかは不明です。
 言い換えますと、これから下降基調に入ったと仮定して、下落を食い止められる程度は、やはり不明です。

 JSRの場合は、
  適時開示速報発表 6月5日
  取得上限株数 200万株(発行済み株式総数の0.78%)
  取得上限金額 65億円
 ですから、一株の理論値は、上限同士なら、3250円。 

 全体が上昇トレンドに転換すれば、この辺りまでの戻りは、期待できるかも?
 逆に、下降トレンド継続ならば、下落を抑える効果に留まるかもしれません。

 しかし、我々うねり取り実践者にとって、重要なことは、株価が変動することであり、要因には、こだわる必要は有りません。
 理論値にこだわっても、いけません。

 その先入観が、相場感覚を乱します。

 自社株買いも、その算定理論値も、相場変動要因の一つとして受け入れ、株価が、『どちらの方向に行きたがっているのか』を、自分の感覚として、場帖とグラフで受け止めて下さい。

 最初は、あやふやな感触と思います。
 はっきりと論理的に説明できるものではないからです。
 ところが、「こういう場合に、こうなった」、この経験の積み重ねで、「こうなるだろう」の見通しの正確さが増してきます。

 今回の下落は、「下げ止まり」の感覚を勉強するチャンスですよ。
 こういう経験を積み重ねて、確度を増していくものだと理解して下さい。


 相場に強くなるには、全ての動きを、ホリエモンさんの言う「想定内」に収めれば良いわけです。
 あなたの希望的思惑が、「上げ」だとすれば、

(ケース1)上げた後、どういう場合に手仕舞うのかを予め決めること。
  ・いくら値幅がとれたら、手仕舞い
  ・上げどまりの感覚が出たら手仕舞い
  ・目標値幅未達で、ある期間経過したら手仕舞い

(ケース2)思惑に逆らって、下げた場合の対応策を、予め決めておくこと。
  ・値幅いくらまでは、持続。あるいは、いくらでナンピン。
  ・値幅いくらで、損切り手仕舞い
  ・値幅いくらで、ふた(売り買い同数)をして、下げ止まりの感覚を待つ。
   (下げ止まったら、売り玉を手仕舞いし、残った買い玉で上げを取る)
  ・損切り水準まで下げなくても、何ヶ月経過したら手仕舞い

 幸いなことに、相場は、「上げ」の場合と、「下げ」の場合のみ考えれば、全てを想定内に収めることができます。
 (システム停止、上場廃止、値付かずetc.・・・を除いて)

 しつこいようですが、あなたが相場を仕掛けようと思った時、必ず、両方の場合を想定して下さいね。
 恥ずかしながら、私は、片方のみしか考えていない時期がありました。


 もう一つの質問は、「JSRが、うねり取りに適するかどうか」ですが、私の基本的考え方は、「うねり取り通信No.6」に書いた通りです。

 私が、添付グラフ(JSR9802〜)と、四季報から受けるイメージは、
  ・なかなかの優良企業
  ・資本金233億は、少し小さいかな
  ・業績も、株価も、成長途上(枯れ切っていない)?

ということで、好みに合いません。(←私は、偏見が強い?)
 個人的な好みとしては、
  ・規模が大きくなりすぎて、業績も大きく伸びられないし、そうかといって、大きく減益になることも少ない。
  ・企業名も、誰でもが知っていて、市場参加者も多い。
  ・優良企業でないため、ブームに上ることもなく、面白くないと思われている。
  ・株価も、高くなれば売る人が多くなり、下がれば、下値を拾う人がいる。したがって、ある大きな値幅の中で、上下せざるを得ない会社

 要するに、「相場社会でテーマに上ることもない、地味で面白くない会社」が「うねり取り」には、お奨めです

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