【基礎:信用取引の費用】

 信用建て玉には、現物取引にはない手数料がかかります。
 当然この分も、信用保証金の余力を考慮する必要があります。

@日歩(買方金利) 
 信用の新規買いを行うと、証券会社から買い付け代金の融資を受けることになります。
 この融資に対して支払う金利が、買方金利です。年率約2.1%程度('06年1月現在)必要です。

A貸株料
 信用の新規売りの場合は、証券会社から株券を借りてきます。
 この株券の借り賃が貸株料です。
 06年8月時点では、売却代金の年率1.15%がかかります。信用満期の6ヶ月間保有したとすると、0.575%の出費です。

B管理費
 新規建て玉約定日から起算して1ヶ月を超える毎に、取引所等が定める売買単位によって、特定の計算式で管理費が加算されます。
 概ね、売買単位毎に、1ヶ月105円、半年間で5回支払いますから、525円の出費です。

C名義書換料
 買い建て玉の状態で、その銘柄の決算期末や、権利発生日を越えた場合に発生します。
 私の場合は、信用買い建て玉は持ちませんので、未経験です。
            
D配当落ち調整金
 資金を借り入れて株式を買付ける買建て玉の場合、株券は証券会社に保管されます。
 従って、信用取引の買い方は、証券会社から配当落ち調整金を受け取ります。
 逆に売り方は、株主である証券会社に配当落ち調整金を支払います。

E逆日歩
 信用取引で、売り建て玉の株数が買い建て玉の株数を上回ると、株不足となります。
 売り新規をしたい人に貸す株券の調達が、難しくなるわけです。
 このような場合、証券金融会社は生命保険会社などの機関投資家から、費用を支払って株券を借りてきます。この時に発生する費用が「逆日歩」です。

 「逆日歩」は、売り新規を契約した投資家が支払い、買い新規を契約した投資家の受け取りとなります。特に、3月決算月には突然大きな「逆日歩」が発生することがあるため、注意が必要です。

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