海外ファンド・ヘッジファンド投資の基礎知識

 海外のお金持ちが投資する海外ファンドヘッジファンド)は、景気の変動に関わりなく、すばらしい運用成績を残しています。
 英会話ができない私でも、渡航もせず海外ファンドを入手できるんですね。 そんな魅力ある海外投資の基礎知識集です。

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安全・安心の海外ファンド活用法

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   「今なぜ金復活なのか」Ferdinand Lips著227ページ
 に面白い記述があります。


   もし金価格が300ドルから600ドルへと二倍になれば、
 ドイツの銀行群は126億6000万ドルの損失の憂き目に
 会うだろう。
   これは彼らが債務不履行に陥るのに、十分な額だ。
   ドイツ銀行は、どうにかしてドイツ連銀からの金借り
 入れから抜け出さなくてはならない。
   そこで、ドイツ銀行の経営陣は、仲のよい中央銀行
 幹部を訪ね、こう言うのである。
   「申し上げにくいことであるが、あなたは問題を
 抱えている」

   問題を抱えているのはドイツ銀行ではないのか?
 実は、違う。

   あなたが1000ドルを銀行から借り入れ、それを返済
 することが出来ないのであれば、『問題を抱えている』
 のはあなただということになる。
   だが、もしあなたが銀行から一億ドルを借り入れ、
 それを返済できないというのであれば、
 『問題を抱えている』のは銀行だということになるのだ。


  だからこの場合に問題を抱えているのは、巨額の
 債務不履行に見舞われかねないドイツ連銀だという
 ことになる。


   どうです?
 寒気がするでしょう?

   この理論は、政府が「国債札割れ」を防止するのに
 最適の脅し文句でしょう?

   私なら、銀行、郵政省、日銀にこう説明します。

   「もしも、国債札割れが繰り返し起きますと、従来の
 ような価格水準の維持は不可能となるでしょう。
   そうすると、いままで購入頂いております国債の
 資産価値は激変します。
   そうなりますと、自己資本比率の維持はおろか、
 債務超過に陥る企業体も少なからずございましょう。
   逆に一つの金融機関でも売り逃げに動いたら、・・・
 結果はお判りですね。
   銀行法で保護され公的な役割を持つ金融機関は、
 国の制度維持のもとでしか生きられないのです。
   あなた方の生活を守る=国の制度維持には、
 国債購入という選択肢しか残っていないのです」。

 



     ★★★★★★★ 最初の海外ファンド、お奨めは? ★★★★★★★

    初めての海外投資にあたって、私のお奨め海外ファンドヘッジファンド)は
   Man Investments Australia の OM-IP 220 Ltd シリーズです。

    推薦理由は、下記5項目を満足するという理由からです。

    (1)ファンド運営会社の信頼性
    (2)満期時の元本確保(元本保証?)がされていること
    (3)ファンドの過去の実績
    (4)最低投資額が小さいこと
    (5)通貨の極端な下落がないことが望ましい


    個別に説明を加えますと

    (1)ファンド運営会社の信頼性
        ロンドン証券取引所の上場会社である穀物商社Man社は、当初は
       自社の貿易商品にヘッジをかける目的で先物取引をしていた。
        ヘッジファンド私募債)は、その性格上、秘匿部分が多いため
       信頼に足るものかの判断が難しいが、上場会社としての信頼性は
       特筆できる。
        取引監視委員会もあることですし、ディスクロージャー義務の
       強制力も期待できる。


    (2)満期時の元本確保がされていること
        満期時まで持てば、元本割れすることはありません。
        元本確保の仕組みは、投資元本の半分ほどを先進各国のゼロクーポン債
       に投資。7〜12年経てば、ゼロクーポンの満期償還金が元本以上に
       膨らんでいることになる。
        OM-IP 220 の保証銀行は、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)です。
        もう一つ魅力を付け加えますと、計画以上の利益が上がった場合、
       ライジングギャランティという満期時の確保元本が膨れ上がること。
        万一、ファンドが破綻しても、ライジング・ギャランティの増分は、保証され
       ます。
        ちなみに、私の持つ Series10 OM-IP220 Ltd には、08年1月現在
       11.3%が付いております。
       

    (3)ファンドの過去の実績
        ヘッジファンドの原動力は無裁定価格理論レバレッジで拡大し、
       リスクを分散効果で薄めるもの。
       【ご参考→理論的支柱「無裁定価格理論」 外資ファンド利回り20%超のからくり
           
過去の成績の悪いファンドは、先々も成績が悪い可能性が高い
       ことが統計的にいえるそうです。
        すると、過去の成績が良いことが必須要件になります。

        Man社は、自信があるのでしょう、成績を一般公開しております。
        OM-IPファンドの成績一覧(Man Investments Australia)をご覧になって
       お分かりのように、OM-IP220 は、どのシリーズでも好成績です。


    (4)最低投資額が小さいこと
        投資は「小さく始めて、大きく育てよ!」が基本です。
        豪ドルは、比較的変動(ボラティリティ)が大きいですが、
       1豪ドルが100円で試算すると、日本円50万円となります。
 
    (5)通貨の極端な下落がないことが望ましい
        米国のリセッション入りが現実味を帯び、基軸通貨の米ドルが
       他国通貨に対し、最安値を更新し続けております。
        世界中の市場に分散投資する場合、基軸通貨が一番有利という
       原則は変わりません。
        長期投資すれば、通貨の下落を補って余りある成果が期待
       されます。
        しかし、ドルの先行きがあまりにも不透明です。
 
        原油、金、穀物、鉄鉱石を初めと資源価格の暴騰が
       止まりません。
        資源国通貨の一つの、豪ドルを選択しておけば間違いが
       少ないと考えております。


 ■海外ファンド     → 日本全体が夕張市状態です       →●●銀行の海外送金      →商品先物取引 
             → 海外ファンドの初回報告書       →名目金利と実質金利      →個人はプロに勝ち続けるのは難しい?
             →マンレポート(Man Report)入手法   →貨幣・価値貯蔵手段      →マンレポート(Man Report)入手法・続
             →国債残高13四半期連続過去最高    →景気動向指数と系列      →金持ちユダヤの格言
             →法貨                 →通貨の製造と発行       →バブル崩壊
             →手形と小切手             →銀行の三機能         →銀行の決済機能
             →銀行の信用創造機能          →直接金融と間接金融      →日銀の金融政策
             →日銀の公開市場操作          →ペイオフ回避法        →預金保険
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